NEWS

大分のニュース

8月27日(木) のニュース

2026年8月27日(木) 18:49

人材不足解消の一手に“特定技能”を病院で受け入れ

深刻な人手不足を解消する一手になるでしょうか。大分市の病院が、介護の特定技能資格を取得したスリランカの人たちを受け入れました。

2日前に入国し、大分市の大分三愛メディカルセンターにやってきた、スリランカ人の20代の男女13人。

全員が「特定技能1号」という在留資格を持っています。業務に必要な一定の日本語能力や、介護の知識や経験があるという証です。

これから、病院や、グループが運営する老人ホームで、食事や車いすの乗り降りといった補助業務を担います。

三愛会グループは、これまでにミャンマーやフィリピンから28人を受け入れてきましたが、スリランカから受け入れるのは今回が初めてです。

【アシニ・イメシカさん】
「介護の仕事で一番大切なことを頑張って勉強して、ずっと続けて介護の仕事をしたいと思っています」

【大分三愛メディカルセンター
中山尚登病院長】
「正直日本人材だけでは、各施設足りていないと思う。こういった方々が入ってくることによって、いろいろな職種の方が助かりますし、患者さんや介護を受ける方々も非常にメリットが大きいので、積極的に採用し育てていきたい」

13人は、28日から、看護や介護の現場で働き始め、介護福祉士の資格取得を目指します。

こうした外国人の受け入れは、人手不足に悩む現場にどのような変化をもたらすのでしょうか。

大分で暮らす外国人の数は6月30日の時点で2万3878人。半年前からおよそ1300人増えています。このうち特定技能人材は3865人です。

特定技能人材とは、人材確保が難しい分野で、即戦力として働く在留資格を持った外国人のことです。

こうした特定技能人材の受け入れは、現場の人手不足や高齢化を背景に増加しています。

今回、三愛グループが受け入れたスリランカ人の13人は特定技能1号と呼ばれる在留資格を持っています。

特定技能1号とは、介護や農業など16の分野が対象で、最長5年間の在留が認められています。

さらに、介護福祉士などの国家資格を取得できれば在留期間の制限がなくなり日本で長く働くことができるようになります。

受け入れのメリットとしては、即戦力となる若い人材を確保して現場の負担を軽減できます。

また、今回の三愛グループのように様々な国の人材が集まることで現場での共通語が日本語になり、語学の習得スピードの向上が期待されます。

一方で課題もあります。やはり、言葉も文化も違いますから、特に受け入れてすぐの段階ですと、患者とのコミュニケーションはなかなか難しい部分もあるといいます。

今回の受け入れにあたり、スリランカ人のアシニ・イメシカさんは「安全できれいな日本で長く働きたい。介護の国家資格を取りたい」と意気込みを語っています。

また、病院側も「日本人だけでは人手が足りないのが現状。働きながら資格取得を目指せるようサポートしたい」としています。
Xアイコン OABニュース情報センター ニュースの他、速報なども配信
YouTubeアイコン OAB大分ニュース ドキュメンタリーやLIVE配信も
Xアイコン OABニュース情報センター ニュースの他、速報なども配信
YouTubeアイコン OAB大分ニュース ドキュメンタリーやLIVE配信も

日付別ニュース一覧