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8月24日(月) のニュース

2026年8月24日(月) 19:03

山国川で8年ぶり取水制限 水不足続けば「時間断水」も検討 耶馬渓ダム

梅雨明け以降、雨の少ない状態が続いています。

耶馬渓ダムの貯水率が低下し、山国川では8年ぶりに取水制限が始まりました。

■新岡智昭アナウンサー:
「耶馬渓ダムです。私が歩いているあたり、普段は水に浸かっています。ここは水上バイクやカヌーが楽しめるところですが、乗り場に向かう階段の手すりの切れ目まで水があるそうです」

梅雨明けが発表されたのは、先月8日。

それ以降、中津市で雨を観測したのはわずか2日です。

8月に入ってからの降水量はゼロ。

山国川流域でも、8月の降水量は例年の14%程度にとどまっています。

■新岡智昭アナウンサー:
「このあたりは、ダムの底が広い範囲にわたって露出しています。長く雨が降っていないので、表面は乾燥しています」

24日午前9時の時点で、耶馬渓ダムの貯水率は38%。

山国川では、23日から8年ぶりとなる取水制限が始まりました。

上水道では、川から取り出す水の量を20%制限しています。

■山国川河川事務所 井手勲技術副所長:
「ダムの貯水率が20%、そして0%に達する見込みが高まってきた。最悪の事態も想定して早い段階から対策を講じておく必要がある」

さらに深刻な水不足に備え、24日、県や流域の自治体でつくる協議会が、今シーズン3回目の会議を開きました。

中津市は、現時点では市民生活に影響はないとしています。

しかし、今後、ダムの貯水率が20%を下回った場合は、「減圧給水」を実施。

蛇口から水が出にくくなる可能性があります。

水不足がさらに深刻化すると、暮らしにどんな影響が出るのか。

ここからは山下気象予報士と、県内のダムの現状、そしてこの先の雨について見ていきます。

まずは県内の「水がめ」の現状です。

県内にある農業用ダム21カ所のうち、こちらの5カ所で貯水率が50%を下回っています。

なかでも臼杵市の乙見ダムや大分市の大舞ダムでは40%を下回っています。

これは先週月曜日時点の数字ですので、現在はさらに低下している可能性があります。

そして、8年ぶりの取水制限に踏み切ったのが、山国川です。

耶馬渓ダムは23日、貯水率が40%を下回りました。

これを受け、上水道では23日から、山国川から取り出す水の量を20%制限しています。

24日9時時点で38%だった耶馬渓ダムの貯水率は、午後5時半時点で37.3%と、さらに減少しています。

山国川水系では、耶馬渓ダムの貯水率が20%を下回った場合、上水道の取水制限を現在の20%から25%に強化するとしています。

また、学校や公民館などの公共施設に節水への協力を求めるほか、水道については「時間断水」なども検討します。

このまま雨が降らなければ、耶馬渓ダムの貯水率は9月1日ごろ、過去に例のない20%を下回る可能性があるということです。

こちらは中津市の今後1週間の予想天気です。

木曜日ごろから雲が多くなりますが、雨がぱらつくことはあっても、まとまった雨にはならない見込みです。

いまのところ、9月中旬までは水不足の解消につながるような雨は予想されていません。

その先については、現時点ではまだ分からない状況です。

水は私たちの暮らしだけでなく、農業にも欠かせません。

中津市もさらなる節水への協力を呼びかけています。
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