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年金支給日に合わせ特殊詐欺被害防止を呼び掛け 今年これまでに被害1億5198万円
13日は年金支給日です。大分県警が高齢者に、特殊詐欺に気を付けるよう呼び掛けました。 警察官: 「詐欺だと思ったら警察に連絡してください」 13日朝、県警と防犯協会の7人が、別府市内の銀行を訪れた高齢者らに、チラシとティッシュを配りました。 チラシには「警察官が逮捕状をSNSで見せることはない」といった県内で多く発生している警察官をかたる詐欺の特徴や注意点が書かれています。 県警によりますと、2025年に入ってから5月末までに大分県内で発生した特殊詐欺は160件で、被害額はあわせて2億4849万円に。 そのうち警察官をかたる詐欺は5分の1の32件確認されていますが、被害額は1億5000万円以上に上っていて、1件あたりの被害が多額になっているのが特徴です。 80代: 「一度電話かかってきたことあるんですけど知り合いがおるからって切りました。警察官だったら別府署のなんとかですって当然言いますよね。知らない人とか知らない電話には対応しない、それに限ると思います」 別府警察署生活安全課 幸田俊光課長: 「普通の特殊詐欺は高齢者の(被害)が多いが、20代30代幅広く被害に遭っている。(警察をかたる)犯人グループが守秘義務になると言って脅すので、被害に遭いやすい」 全国で被害が相次いでいますし、県内でも増えているのが警察官をかたる詐欺です。 県内での被害は2025年に入って5月末までに32件。被害額は1億5198万円に上っています。 件数は特殊詐欺全体の5分の1にもかかわらず被害額が6割を占めています。 手口には特徴があります。 警察官を名乗る人物から「事件の犯人を逮捕したらあなた名義の通帳があった。あなたも逮捕される可能性がある」などと不安をあおったり、ビデオ通話などで偽の警察手帳を見せて信じ込ませたりします。 13日朝に銀行を訪れた高齢者に話を聞いたところ90代の男性は「子どもから電話がかかってきてもわからないものは出るなと言われているので気を付けている」 また80代の女性は「不審な電話が来たことがある。固定電話がなくなると言われたがそんなはずはないと思い電話を切った」と、実際に怪しい電話を受けた人も多いようです。 では、実際にこのような電話がかかってきた場合どうすればいいんでしょうか。 別府警察署生活安全課の幸田俊光課長は「警察がSNSで連絡することはない。このような電話があった時にはすぐに警察や家族に相談してほしい」と呼び掛けています。 警察がSNSでやり取りしたりお金を要求することはありませんのでもし不審な電話やメールなどが来た場合は自分は大丈夫とは思わずに家族や最寄りの警察に相談するようにしてください。
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「父の日」に牛乳を贈ろう 酪農家の経営難しく 円安やウクライナ侵攻の影響ここにも
15日の父の日に合わせ酪農団体が牛乳の消費拡大を訴えました。あるのが当たり前の牛乳が簡単には手に入らない時が来るかもしれません。 大分県酪農業協同組合や乳製品メーカーの関係者らが県庁を訪れ、佐藤知事に、牛乳や乳製品の消費拡大に関し支援や協力を求めました。 佐藤知事は、牛乳やヨーグルトを試食し酪農の現状について耳を傾けました。 県酪農青年女性会議 志賀拓馬委員長: 「米不足も影響してきて主食用米の方にシフトしたりして餌用のわらが作れなくなっている」 15生産者団体では15日の父の日に、大分市内の商業施設で消費拡大のPR活動を行います。 酪農家の現状について詳しく見ていきます。 2024年、全国の酪農家の数が初めて1万軒を切り9960軒となりました。 大分でも2000年には321軒あった酪農家が66軒となっていて、減少傾向にあるのは全国と同じです。 経営状況についても調査したところ、58.9%が赤字経営。 47.9%が酪農を辞める離農を検討しているということです。 なぜ経営が厳しいのか、要因として長期的な円安が続いていることやロシアのウクライナ侵攻や中東情勢などにより飼料費や光熱費が上昇していることが挙げられます。 また需要に応じて生産量を短期的にコントロールできない難しさがあります。 場合によっては余った牛乳はやむなく廃棄せざるを得ないケースもあります。 ある酪農家は、「酪農経営は365日休まず生産しています。牛乳や乳製品を少しでも多く消費してもらいたい」と話しています。 では大分での消費量はどうなのか見てみます。 牛乳支出額の都市別のランキングです。 2024年まで3年間の平均で、上位には京都市・奈良市、滋賀県大津市が入っています。上位の年間支出額は1万8000円程度となっています。 一方で、大分はというと1万2000円あまりで47位中46位です。上位の都市と比べると3分の2程度の金額です。 県や国でも酪農家支援の取り組みを行っています。 大分県では省力化のための設備投資や暑さ対策経費に補助金が出されます。 国では価格転嫁を進めるための取り組みや乳牛を増やす技術の支援などを行っています。 県酪農青年女性会議の志賀さんは、「国内で作る餌を増やしたり未利用資源を使うなどして状況を打破したい。とにかく味わって楽しんでほしい」と話しています。
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午後の晴れ間も一転 14日以降ふたたび警報級の大雨の恐れ 24時間で150ミリか
13日は晴れ間も出ましたが、14日以降再び警報級の大雨になるかもしれません。 12日に続いて13日も午前を中心に雨が降りましたが午後は青空が広がった時間もありました。 最高気温は佐伯市宇目で30.3℃まで上がり真夏日に。そのほか夏日になったところもありました。 ただ14日以降は再び大雨に警戒が必要です。 14日の昼前から夕方にかけてが大雨のピークになりそうで、24時間降水量は多い所で14日の午後6時までに西部で150ミリ、北部で120ミリ、中部と南部で80ミリが予想されています。 これまでの雨で地盤が緩んでいるところもあり、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾らんなどに警戒してください。
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大分市の入札妨害事件 逮捕の元市議と造園会社の役員を起訴
大分市の入札妨害事件で逮捕、送検されていた元市議会議員の男らが起訴されました。 大分地裁に起訴されたのは元大分市議の山本卓矢容疑者(45)と大分市の造園会社「ヒロセ」の役員・廣瀬幸一容疑者(85)です。 起訴状によりますと、山本元市議は、2024年5月、大分市が発注した公園除草業務の指名競争入札で、秘密事項の予定価格17件を造園会社の「ヒロセ」に伝え廣瀬容疑者はその価格を聞いた上で入札に申し込み、近い価格で受注したとして公契約関係競売入札妨害の罪に問われています。 また大分県警は13日、山本元市議から造園会社「ヒロセ」に伝わった価格を知ったうえで入札の手続きに関与した疑いで大分市の会社役員の男性(57)を書類送検しました。 大分県警は容疑を認めているかどうか明らかにしておらず、「逮捕の必要性が無いと判断した」としています。
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