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“誰もが働ける農業”へ 「農福連携」未来型農園を公開
障がいのある人も含め、誰もが働きやすい農業の実現を目指す取り組みが、由布市で始まりました。 この取り組みは、人手不足や高齢化が課題となる農業分野で、障がいのある人なども働きやすい環境づくりを目指し、日出町のホンダ太陽と由布院で宿泊施設などを手掛けるENOWA YUFUINが始めたものです。 今回、実証拠点となる新たな施設が由布市湯布院町に整備され、27日、報道陣に公開されました。 施設には、ホンダ太陽が培ってきた技術やノウハウを活用し、車いすでも作業しやすい設備などが導入されています。 ■ホンダ太陽 山口潤社長: 「高齢化や多様性のある様々な人が関わる社会になると思うので、皆さんが年齢などに関わらず、働きやすい職場をつくることが社会的にも求められている。私たちの知見を入れることで、改善する一助になれば」 来月から本格的な実証を始める予定で、栽培された作物はENOWA YUFUINのレストランなどで提供されます。 農業と福祉を組み合わせた“未来型農園”。 現場には、働きやすさの工夫が取り入れられていました。 農業と福祉が連携する取り組み、いわゆる「農福連携」が課題解決につながるかもしれません。 農福連携とは、農業と福祉が連携し、障害がある人が農業分野で活躍できるようにする取り組みです。 減少する農業担い手確保や障害者の雇用・生きがいの創出につなげる狙いがあります。 そもそも農業には大きな課題があります。重労働で、高齢化も進み、担い手不足が深刻化しています。 さらに、天候に左右されやすく、経験や技術が必要です。 そのため、障害がある人や高齢者、経験が少ない人でも農業に参加しやすい環境づくりが求められています。 今回、ホンダ太陽とENOWAが連携し、新たな農業に取り組みます。 誰もが農業に関われるよう、作業環境にも工夫が施されています。 こちら、ホンダ太陽が開発したユニバーサル設備です。 作業台の高さを70センチ基準に設定しているため、車いすに乗ったままでも作業ができます。 さらに可動式になっていて、このように回転させながら作業することも可能です。 かがむ・しゃがむといった動作を減らし、身体的な負担を軽減します。 また、作業姿勢のばらつきを減らすことで、作業品質の安定化にもつながるということです。 今回の連携は、単に作物を育てることだけが目的ではありません。 育った作物をレストランの料理や宿泊体験にも活用し、地域活性化に繋げようとしています。 こういった循環の中で、新しい働き方や地域の可能性を生み出していく考えです。 単なる栽培施設ではなく、「育てる」「働く」「食べる」「滞在する」を一体で検証できる場を目指しています。 今回の取り組みは、新たな農業モデルのひとつになるかもしれません。
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由布市が優秀賞 “クアオルト健康ウォーキング”で県内初受賞
ドイツで治療にも活用されている「クアオルト健康ウォーキング」を積極的に取り入れているとして、由布市が全国表彰で優秀賞を受賞しました。 「クアオルト健康ウォーキング」は、野山の傾斜や風など自然環境を活用した運動指導法で、ドイツでは心臓リハビリや高血圧の治療などで公的保険の対象にもなっています。 日本クアオルト研究所と太陽生命は、この取り組みを活用したまちづくりに取り組む自治体を表彰していて、今回、由布市が県内で初めて優秀賞に選ばれました。 由布市は、地域資源を生かし、行政や医療、地域が連携した体制作りが評価されたということです。 ■相馬尊重由布市長: 「由布市では古くから水中運動ということで温泉を使った運動をしています。(クアオルトを)知っていただいて、市民あげて健康づくりに取り組んでいきたい」 ■太陽生命保険 田村泰朗社長: 「歩きながら「ヤッホ」と言うんですよ。健康維持増進だけでなく、一緒に歩いた人が仲良くなって、ストレス発散になって、そういう価値のある催し」 受賞した自治体には、ウォーキングコースの整備やガイド育成などの支援が行われるということです。
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県内の特殊詐欺被害 4月までに9億円超 去年の2倍以上 県警と金融機関が対策会議
特殊詐欺の被害を防ごうと、県警や金融機関などによる合同会議が開かれました。 県警や県内の金融機関などは、特殊詐欺の被害防止に向けて協定を結んでいて、年に1度、合同会議を開いています。 12回目となる今回は、県警や金融機関の担当者らが出席しました。 冒頭、高齢者への声かけなど、詐欺被害の防止につながる対応を行ったとして、大分銀行と日本郵便、それぞれの県内の店舗に表彰状が贈られました。 ■平松伸二県警本部長: 「被害に合わないことが第一。そのためには警察の活動に加え、関係機関や団体、特に金融機関の支援が極めて重要」 県警によりますと、今年に入って4月末までに県内で確認された特殊詐欺の被害額は、去年の同じ時期の2倍を超えるおよそ9億2000万円に上っています。 このうち半数をSNS型投資詐欺が占めているということです。 県警は、詐欺に利用された不正な口座の情報を金融機関と共有するなど、連携を強化して被害の拡大防止につなげたいとしています。
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80代男性を保護し通報 行方不明高齢者の早期発見に貢献 会社員2人に感謝状
行方不明になっていた高齢者を発見し、警察に通報した男性2人に感謝状が贈られました。 感謝状を受けたのは、大分市の会社員、金崎研星さん(48)と姫野直也さん(36)です。 2人は今年3月、勤務先の駐車場で、1人でいた80代の男性を発見。 認知症の疑いがあると感じて保護し、110番通報をしました。 男性は、家族から行方不明届が出され、警察が捜索していて、早期発見と安全確保につながりました。 ■金崎研星さん: 「当然といえば当然のことですが、こういった方々を見かけた際は、積極的に声をかけていきたいと思っております」 大分中央警察署の古長祐二署長は、「2人の踏み込んだ対応が、高齢者の事件や事故を防ぐことにつながった」と感謝を伝えました。
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