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9月22日(火) のニュース

2026年9月22日(火) 19:09

「スーパーエルニーニョ」発達か この冬は暖冬・多雨傾向 食料品への影響も懸念

気象庁は先週、この冬の天候の見通しを発表しました。

今年の春から続いているエルニーニョ現象。

冬にかけても続く見込みで、日本の天候への影響が注目されています。

記録的な猛暑となった今年の県内。

日田市では7月、最高気温が40度に達し、九州で初めて「酷暑日」となりました。

さらに8月の平均気温は、県内15の観測地点すべてで平年を大きく上回り、記録的な暑さとなりました。

この暑さの要因の一つと考えられているのが、「エルニーニョ現象」です。

エルニーニョ現象は、南米・ペルー沖の赤道付近の太平洋で、海面水温が平年より高い状態が続く現象です。

発生すると大気の流れが変化し、世界各地の天候に影響を及ぼすとされています。

今年は春からエルニーニョ現象が続いていて、8月の海面水温は基準値より3.4度高く、8月としては統計開始以来、最も高くなりました。

さらに今後は、通常よりも規模が大きい、いわゆる「スーパーエルニーニョ」に発達する可能性も指摘されています。

スーパーエルニーニョが発生したら、私たちの生活にも影響はあるんでしょうか。

過去の事例とともに詳しく見ていきます。

まず、エルニーニョとはどういう現象なのか。

南米沖の赤道付近、このあたりの海面水温が高い状態のことです。

スーパーエルニーニョとは、平年の海水温と比較して、水温の差が3カ月平均で2℃以上高い状態が続いた場合を指します。

過去に確認されたのは3回のみです。

過去の事例をみてみます。

10年前、2015年から2016年にかけては冬型の気圧配置が長続きせず、全国的に記録的な高温。

日本海側では雪が少なくなりました。

大分市では、雨の日が多く、12月の月最大24時間降水量が92.5ミリで、過去最高となりました。

影響は天候だけではありません。

10年前は東南アジア全域で記録的な干ばつとなり、食品の供給にも影響が出ました。

インドネシアなどでパームオイルの生産が落ち込み、国内では揚げ物やカップ麺に使われる食用油の調達に影響がありました。

また、インドやタイではサトウキビが不作。

砂糖の価格が一時、2倍近く上がりました。

今後、スーパーエルニーニョが発生した場合、日本が輸入している食料品をはじめ、多くの物資への影響が懸念されます。

今後の天候について気象庁は、「冬にかけてエルニーニョ現象が続く確率は100パーセント」と予測しています。

また、海面水温が過去最高に匹敵し、スーパーエルニーニョに発達する見込みです。

このため寒気の影響を受けにくく、暖冬・雨が多くなる傾向があります。

しかし、寒気の強まりによっては、厳しい冷え込みや大雪となる可能性もあります。

気温の変化が大きくなることが予想されるため、注意が必要です。
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