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10月27日(火) のニュース

2026年10月27日(火) 19:00

国産木材の新たな活用を トレーラーハウス 災害時でも活躍

「県産木材」の活用についてです。

その1つとしていま注目されているのが「トレーラーハウス」。

27日、お披露目されました。

小栗琴音アナウンサー:
「きょう導入されたトレーラーハウス、中はこのように会議室になっています。壁には県産の木材が使われています」

生産や販売を手掛ける佐賀県の「伊万里木材市場」が国産木材の新たな活用として広めていこうと導入した、トレーラーハウス。

27日、大分・福岡合同市でお披露目されました。

導入の背景にあるのは、国産木材の利用が年々減少していることです。

伊万里木材市場 伊東貴樹代表取締役:
「少子高齢化で住宅着工数も年々目減りしている。切った材をどうやって販売をしていくかというところで新たにこういった形での需要を創出していかなければならない」

実は、木造のトレーラーハウス、九州各県でも導入が広がっているんです。

私たちの生活にもつながる使い道とは?

国産木材の利用を増やしていこうという動きが、求められています。

こちらは、県産木材の取扱量です。

2000年には、一般住宅3万軒ほどにあたる、約63万立方メートルだったのが、2025年は約118万立方メートルと、倍ほどに増えています。

国内の人工林の多くが成長して伐採の時期を迎えていることが増えた理由のひとつとも言われていますが、林業の衰退で放置されたままのところが多くなっているのもいまの課題です。

こうしたことから、国産木材をより多く利用して森林を循環させていくことが重要になっています。

そこで今回県産木材の活用にと導入されたのがトレーラーハウスです。

県産のスギが使われていて、断熱や防音にも優れています。

少子高齢化などで住宅の着工数が減少している中、新たな活用方法にと期待されています。

そしてもう一つ注目されているのが災害時の利用についてです。

このトレーラーハウス、実は仮設住宅としても使うことができます。

2026年7月の熊本地震でも5軒が利用されました。

トレーラーハウスは災害時に活用できるメリットがあるんですね。

まず災害が起きて、速やかに移動させて設置ができます。

また新しく作るとしても、着工から2カ月ほどで完成し太陽光パネルなども設置可能です。

電力の供給が不安定な災害現場でも活躍しそうですよね。

実際に今回トレーラーハウスを手掛けた「モビテクト」の車両は、トイレやシャワーも設置できるそうで、災害が発生したら実際に派遣が求められることもあるんです。

伊万里木材の伊東代表取締役は「トレーラータイプは工期も短い。被災した方たちが1日でも早く安心できる場所で生活できるよう、県内でも導入を進めていきたい」と話しています。

大災害は、いつどこで起こるかわかりません。

「国産木材の活用を増やす」「万一の災害に備える」トレーラーハウスの導入が各地で広がっていくかもしれません。
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