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10月9日(金) のニュース

2026年10月9日(金) 19:00

野菜の卸売価格が去年の1.1~1.2倍に 猛暑などで生育不良 農家も苦悩

食卓に欠かせない野菜の価格が高騰しています。

今年は特に高くなっていて、農家も頭を抱えています。

午前7時の大分市公設地方卸売市場。

仲買人の掛け声とともに、次々と競りに掛けられていきます。

今年は、野菜全体の価格が、去年と比べて、110%から120%ほどまで上がっているそうです。

■丸果大分大同青果 江藤郁常務取締役:
「レタスや白菜が上がっている。倍くらいになっている。今年は入荷量もだいぶ少なく最近は特に少ない」

中でも値上がりしているのが葉物野菜で、白菜の卸売価格は1箱当たり5000円ほど。

去年と比べて倍近くになっています。

その原因は?

■丸果大分大同青果 江藤郁常務取締役:
「高温の影響、少雨の影響で生育が上手くいかず、入荷量が減っている」

日頃買い物をする人からも嘆きの声が。

■80代:
Q.野菜を高いと感じる?
「感じます。葉物が1番。レタスやキャベツは、半分切っているものを買う」

■60代:
「白菜やキャベツなど、鍋に入る食材が当分使えないと思う」

およそ20種類の野菜を作っている玖珠町の農園。

代表の原さんは、「今年は特に天候の影響を受けている」と言います。

■原農園 原孝芳さん:
「栄養水分が流れないから、こういうしわがある状態になる」

表面に張りがなく、しわが目立つナス。さらに…。

■原農園 原孝芳さん:
「これも根っこがやられている。栄養水分を吸い上げることができないので、自然に枯れる」

猛暑による高温障害や、害虫が増えた影響などで、ナスが生育不良に。

品質が落ちたものは価格を下げて出荷していますが、全体の5%ほどは廃棄せざるを得ないそうです。

そのほか、ピーマンやキュウリも例年と比べて収穫量が減少しているということです。

■原農園 原孝芳さん:
「気候そのものが亜熱帯気候みたいな感じ。これから先そういう傾向が進むと思う。野菜や稲の栽培ができにくい時代になった。これまでの栽培技術が通じない」

大分市の公設地方卸売市場では、野菜全体の卸売価格が、去年の1.1倍から1.2倍ほどに上がっているということです。

特に目立つのが葉物野菜です。

レタスは1箱あたりおよそ5000円から6000円と、去年の倍に。

ピーマンやトマトも、1箱当たりおよそ3000円で、去年より1000円ほど高くなっています。

ではなぜ、高騰しているんでしょうか。

主な原因は天候です。

関東ではこの夏の豪雨で農地が冠水し、農作物に被害が出ました。

さらに、猛暑での生育不良や品質低下、中東情勢による資材費や輸送費の高騰も影響しているということです。

ただ、中には今お買い得の野菜もあります。

それが、ジャガイモやタマネギです。

北海道産は生育が順調で、豊作となっていることから価格が下がっているということです。

気になるのはお鍋がおいしくなる今後ですね。

丸果大分大同青果の江藤さんは、「関東の豪雨で農地が被害を受けている。九州産の需要が高まれば高値が続く可能性もある」と話しています。
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