NEWS

大分のニュース

10月2日(金) のニュース

2026年10月2日(金) 18:35

「地球上最悪の侵略的植物」豊後高田市で初確認 強い繁殖力…見つけても触らないで

「地球上最悪の侵略的植物」とも呼ばれる水草が豊後高田市で初めて見つかりました。

その名はナガエツルノゲイトウ。

今後、県と市がこれ以上の広がりを防ぐ対策を進めます。

ナガエツルノゲイトウとは、南米が原産の水草です。

繁殖力が非常に強く、河川や池を覆い、生態系に影響を与えます。

国内では、37年前に、兵庫県で初めて定着が確認されました。

県内では、4年前に、大分市大在を流れる江川で初めて確認され、現在、30の都府県に広がっています。

今週火曜日、豊後高田市議の大石忠昭さんが、「似たような水草を見つけた」と県と市に連絡。

その現地を訪ねると…。

■記者リポート:
「こちら外来生物の生息する池に到着しました。県と市の担当者が調査を進めています」
旧・高田城の外堀は、広い範囲にわたって、水面を覆うように草がびっしり。

県は、調査した結果、「ナガエツルノゲイトウだった」ときのう発表しました。

「地球上最悪の侵略的植物」専門家は繁殖力の強さについてこう指摘します。

■大分生物談話会 瀬口三樹弘さん:
「植物体がちぎれ、それが下流に流れると、そこからまた再生産していくので、ちぎれたところからどんどん広がっていくっていう感じ」

茎や根の小さな断片からでも再生するため、一度広がると駆除が難しいとされています。

■大分生物談話会 瀬口三樹弘さん:
「大雨の時にナガエツルノゲイトウが流れ出すと、どこまで繁殖しているかというのも、ちゃんと抑えていかないといけない、あまり楽観はできない」

県内で2例目ということで、外来生物が広がっています。

ナガエツルノゲイトウの特徴はこちらです。

花は、15ミリほどの小さな白い花を咲かせます。

そして葉は、やや肉厚で楕円形。

茎は、中が空洞で、太さは5ミリほどです。

今回、なぜ豊後高田市で見つかったのでしょうか。

生物談話会の瀬口会長は、「詳しい原因は分からないが、人間がわざと繁殖させたとは考えにくい。水鳥が運んできた可能性はある」と指摘しています。

そして、気をつけてほしいのが、もしも見つけたとしても触らないでください。

茎が折れやすく、触るとより広がってしまうんです。

ナガエツルノゲイトウのような植物を見かけたらまず、写真を撮る。

そして、詳しい場所を確認する。

そのうえで、県や市町村に連絡してください。

県の担当者は、「関係機関と情報共有を図りながら、発見場所周辺の繁殖状況の確認や、拡散防止に向けた対応について検討する」としています。

ナガエツルノゲイトウは特定外来生物です。

許可なく持ち去ったり、栽培したりすることは法律で禁止されています。

まずは自治体に連絡してください。
Xアイコン OABニュース情報センター ニュースの他、速報なども配信
YouTubeアイコン OAB大分ニュース ドキュメンタリーやLIVE配信も
Xアイコン OABニュース情報センター ニュースの他、速報なども配信
YouTubeアイコン OAB大分ニュース ドキュメンタリーやLIVE配信も

日付別ニュース一覧