NEWS

大分のニュース

5月20日(水) のニュース

2026年5月20日(水) 19:46

登山シーズン到来 もし山で遭難してしまったら

県内でも登山本格的な登山シーズンを迎えました。ただ、気をつけたいのが「遭難」です。事前にできる対策と、万一の時に取るべき行動を取材しました。

由布岳登山口。

20日朝は濃い霧に包まれましたが、登山を楽しむ人の姿もありました。

登山歴半年の人
「(山登りは)今回で3回目。色々な景色が見られたり頂上に登った時の達成感がある」
くじゅう連山など全国の愛好家にも人気の山がある大分県ですが、遭難者が多いのも事実です。

県警によりますと、2025年1年間で63人が遭難し過去最多に。

みなさんはどういった安全対策を取っているんでしょうか。

登山歴半年の人
「携帯電話を常に持ち歩くのと、天気が不安なのでもしなにかあればすぐに引き返す」

登山歴5~6年の人
「保険も入っているし万全の対策はしている。GPSを付けて自分がどこに居るか分かるように」

山での遭難を防ごうと警察や山岳連盟などが20日協議会を開き、パトロールやSNSでの注意喚起など今後の方針を共有しました。

協議会では2025年度、のべ454人を投じて県内の山をパトロールしました。

達成感と壮大な景色が楽しめる登山。

一方で、命に関わる危険もはらんでいます。

事前の注意点、そして万一遭難してしまったら。

気持ちの良い季節になりましたから登山を楽しむ人も増えてきましたが、山での遭難には十分に注意が必要です。

県警によりますと県内では2025年までの5年間に236件の山岳遭難が起きていて、あわせて15人が死亡し重傷、軽傷者が114人、行方不明が2人出ました。

中でも60代から70代が43%を占めていて、年齢が上がるほど増える傾向があります。
ではどう注意するべきなのか、県警はこう呼び掛けています。

・無理のない計画を立てて時間に余裕を持つこと
・気象情報を確認して万一に備えた食料を持つこと
・スマートフォンの予備バッテリーを携帯しておくこと
・単独登山を止めて仲間と一緒に登ることです。

ぜひこうしたことを覚えておいてください。

そして中でも最も重要なのがこちら。

登山届の提出です。

届けを出していれば遭難した時に、連絡先やどこから登ったかがすぐにわかります。

救助隊が発見するスピードに直結します。

ただ残念ながら実際の提出率は2024年39.2%、2025年は14.3%とかなり減りました。

なぜ減ったのかは分からないそうですが、必ず出すようにしてください。

そしてもし遭難したら。

県警は「すぐに110番通報を。無理に下山しようとすると発見が遅れる可能性もあるので、通報後はむやみに動かないでほしい」としています。

安全が第一です。天気が急変することもありますので、自分は大丈夫とは思わずに、しっかりと事前の対策を心掛けて登山を楽しみましょう。
Xアイコン OABニュース情報センター ニュースの他、速報なども配信
YouTubeアイコン OAB大分ニュース ドキュメンタリーやLIVE配信も
Xアイコン OABニュース情報センター ニュースの他、速報なども配信
YouTubeアイコン OAB大分ニュース ドキュメンタリーやLIVE配信も

日付別ニュース一覧