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5月12日(火) のニュース

2026年5月12日(火) 19:32

「車の“血液”が入ってこない」エンジンオイル供給不足 整備工場に深刻影響

車のエンジンオイルも供給不足になっています。

大分県内の自動車整備工場でも、まったく仕入れが出来ない事態となっています。

■野津モーター商会 藤原正康代表取締役:
Q.どのくらいエンジンオイルの交換がある?
「ほぼ毎日あります。オイル交換をしない日はない。人間でいえば血液みたいなもの。汚れたまま使うとエンジンが壊れるので、とても重要」

そのエンジンオイル。中東情勢悪化の影響でいま入荷がまったく出来なくなっています。

■野津モーター商会 藤原正康代表取締役:
「入ってこないと車が壊れるリスクが高くなる。(これまで)発注が止まることは無かった」

野津モーター商会は約60年、臼杵市で自動車整備工場を続けていますがオイルの注文ができなくなったのは今回が初めてだそうです。

2カ月ほど前に大型車や貨物車に使われるディーゼル車用のエンジンオイルが受注停止に。

そして乗用車用なども続けて出荷停止となり、今はまったく入ってきません。

いまある在庫で整備ができてはいますが、代表取締役の藤原さんは「こうした状態が続けばオイル交換が出来なくなる。会社の存続危機にも繋がりかねない」と不安を口にします。

■野津モーター商会 藤原正康代表取締役:
「お客様の命を間接的に預かる仕事。私たちが止まればほぼすべての物流が止まるという思い。どうにか工夫しながらやっていく」

車に欠かすことのできないエンジンオイルの深刻な不足。

今後の見通しは。

取材した臼杵市の野津モーター商会は、ブレーキ用や作動油・潤滑油といった車を動かすうえで欠かせない他のオイルについても石油元売り会社が受注を停止しているため、全く出に入らない状況だそうです。

今後について藤原さんは「全く分からない」と言います。

その上で今後「オイルの受注が再開したとしても価格は上がるだろう。オイル交換などの費用が上がる可能性もある」と話します。

そしてオイル以外でも影響が出ています。

車の塗装に使う器具の洗浄に使われるシンナーや、塗装の後に使うマスキングテープも手に入りづらい状況だそうです。

藤原さんは、「どちらも塗装には欠かせない素材供給体制が整うまで塗装を待ってもらう人も出てきている」と言います。

私たち生活に欠かせない車のオイル不足、心配はまだしばらく続きそうです。
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