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5月11日(月) のニュース

2026年5月11日(月) 19:08

海底で熟成させたワインや焼酎を引き上げ 佐伯湾で300本「海底熟成酒」

佐伯湾の海底で熟成させていたワインや焼酎が、引き上げられました。

海の中からゆっくりと引き上げられたカゴ。
海草や貝が付着していますが、中に入っているのはワインや焼酎です。

9日、去年12月に海底に沈められた赤ワインや白ワイン、スパークリングワイン、それに焼酎、あわせて300本が引き上げられました。

この「海底熟成酒」の取り組みは、佐伯市や市内のカキ養殖業者などが、コロナ禍で飲食店との取り引きが減少したことをきっかけに、6年前に始めたものです。

海面ではカキを養殖し、海底では酒を熟成させることで、漁場を有効活用でき、新たな収入源としても期待されています。

酒を海底に沈めることで、暗闇や安定した水温、波による微細な振動の効果によって、短期間で熟成が進むということです。

■鶴見地域シングルシード養殖協議会 芦刈貫太さん:
「何も被害なく、無事に引き上げられたのがよかった。いろんな人の手に取っていただいて、飲んでおいしかったと言ってもらえればそれが一番」

海底で熟成させた酒は、まろやかでコクのある味わいになり、アルコールの刺激も和らぐそうです。

今回引き上げられた海底熟成酒は、6月下旬ごろから市内の酒販店や飲食店で販売されるほか、佐伯市のふるさと納税の返礼品としても活用されます。
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