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4月24日(金) のニュース

2026年4月24日(金) 19:19

「進撃の巨人」で外国人客が急増 日田市“聖地巡礼”でにぎわい

日田市では、世界的人気漫画を活用した町おこしが進められています。

道の駅に併設する「進撃の巨人ミュージアム」が、24日にリニューアルしました。

■小栗琴音アナウンサー:
「超大型巨人が出迎えるこちらのミュージアムでは、きょうから新たな展示が始まりました。あの名シーンの原画が展示されています」

累計発行部数1億4000万部を超える人気漫画「進撃の巨人」。

作者・諫山創さんの出身地である日田市では、6年前から漫画と連携した地域創生プロジェクト「進撃の巨人inHITA」が進められています。

大山町の道の駅に併設されたミュージアムでは、諫山さん自身が選んだ原画26点の展示が始まりました。

会場には国内だけでなく、海外からもファンが訪れています。

■フランスから:
「進撃の巨人、本当に大好き」
Q.好きなキャラクターは?
「リヴァイさん」

■神奈川県から:
「進撃の巨人の聖地を回れることで、日田を初めて知った。大分に初めて来ることができました」

■進撃の日田まちおこし協議会 石橋啓太郎さん:
「(展示されている原画は)細かい修正液の跡やトーンの貼りなど、間近で見ることができる。諫山先生の思いもコメントでいただいているのですごく楽しめる」

作者の「地元に恩返ししたい」という思いから始まったこの取り組み。

日田市には、漫画をきっかけに県内外から人が訪れています。

作品にゆかりのある場所を巡る、いわゆる“聖地巡礼”で多くの人が訪れています。

まずはこちら、日田市大山町の大山ダムです。

高さ94メートルのダムを、作中に登場する“壁”に見立てた人気スポットです。

続いて「進撃の日田カフェ」。

日田駅から徒歩3分の場所にあり作品をモチーフにした限定メニューが楽しめます。

さらに、日田下駄や大山の梅など、地元の特産品とコラボしたグッズも販売されています。

そして、こうしたスポットを巡る際に利用されているのが、キャラクターがラッピングされたレンタサイクルです。

1日1500円で利用できます。

進撃の日田まちおこし協議会の石橋さんは、「世界で愛される進撃の巨人をきっかけに日田を訪れて、日田の魅力に触れてもらいたい」と話します。

このように、作品を軸に町全体を巡る流れが生まれています。

では、実際にどのくらいの人が訪れているのかです。

外国人宿泊客は、プロジェクトが始まった2021年はおよそ7600人でしたが、おととしには…およそ9万6000人と、12倍以上に増えています。

さらに、進撃の巨人による経済効果は、4年間の累計でおよそ72億9000万円と試算されています。

こうした「漫画と町おこし」の取り組みは、日田市以外でも広がっています。

熊本県では「ONEPIECE熊本復興プロジェクト」として、県内各地にキャラクターの銅像が設置され、人気の観光スポットとなっています。

また佐賀県では、「佐賀キングダム空港」として、空港に期間限定で漫画『キングダム』の装飾が施されています。

人気漫画の力で、人の流れと経済効果が生まれています。
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