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4月23日(木) のニュース

2026年4月23日(木) 19:24

八潮の陥没事故受け全国点検 大分市で対策必要 順次補修へ

埼玉県八潮市で起きた道路陥没事故を受けて全国で行われた下水道管の調査で、大分市に、対策が必要な水道管があったことが分かりました。

国土交通省による全国の下水道管調査は、去年1月、埼玉県八潮市で大規模な道路の陥没が起き1人が亡くなった事故を受けて行われました。

事故の原因は下水道管の腐食で、全国調査の対象は直径2m以上で設置から30年以上が経つ下水道管です。

「国土交通省としては、今回の調査で判明した対策が必要な個所について、自治体の取り組みをしっかりと支援していく」

県内で対象の下水道管があるのは、大分、中津、日田の3つの市で、調査の結果、あわせて8キロほどで1年以内の対策が必要と判断されました。

■大分市上下水道局 東海林正光さん:
「汚水管路は硫化水素による腐食や経年劣化は確認されていない。事故につながるような要因は見受けられなかった。計画的な対策を進めていく」

今回の調査の結果、大分市の下水道管で「対策が必要」という場所が見つかりました。

今回の調査対象は全国あわせて5532キロにも及び、そのうち対策が必要と判断されたのは748キロでした。

大分県内で対象の下水道管があるのは3つの市で、このうち大分市は11.7キロを調査、1年以内の対策が必要とされたのが8.7キロほど。

およそ7割にあたります。

その理由について大分市は、造られてから時間が経ったことによる経年劣化。

また、大分市の下水道管は海に近いエリアが多く、海水による塩害や貝類の付着があることも挙げています。

ただ、やはり気になるのは八潮市で起きたような事故のリスクです。

市の担当者に聞きました。

「八潮市の事故は汚水による硫化水素の発生が原因だったが、大分市の下水道管にはいまのところ発生していない。下水道の使用自粛や事故につながる要因は見受けられなかった」としています。

下水道管には「汚水」と「雨水」の2つの「管路」がありますが、八潮市の事故現場は汚水管路だったのに対し、大分市で対策が必要な場所はすべて「雨水管路」だったので、差し迫った危険性は無いということなんです。

大分市は、今後の対応として、「車の通行が多く事故につながるおそれがありそうな場所から優先的に補修工事をしていく」としています。

すでに工事を始めているところもあり、車が通る道路については今年度中の工事完了を目指しています。
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