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9月8日(火) のニュース

2026年9月8日(火) 19:40

「ひきこもりは誰にでも起こりうる」本人と家族を支える新たな居場所 日田市

9月、ひきこもりで悩む人を支援する施設が日田市にできました。

本人や家族からはどんな悩みが寄せられているのか、そしてどういったことが大切なんでしょうか。

相談員に聞きました。

9月1日、日田市にできた「みんなの居場所ひたポルト」。

ひきこもり状態にある人やその家族が安心して過ごせる場所として利用されます。

市の社会福祉協議会の相談員が常駐していて、困りごとへの相談に応じたり支援制度を紹介したりします。

設立のきっかけになったのは、2025年、日田市が聞き取りをした際に当事者や家族から上がった「より安心して過ごせる居場所がほしい」という声です。

日田ポルトは、相談に乗るだけでなく、同じ悩みを抱える家族同士が支え合える場所としても利用できるのが大きな特徴です。

■相談支援員 小田雅宣さん:
「地域の中で孤立しないように、つながりを保てるよう、この場所を育てていきたい」

居場所として利用できるのは、いまのところ火曜日と木曜日ですが、相談は平日の午前10時から午後4時まで受け付けています。

無料で利用でき、事前の申し込みは必要ありません。

ひきこもり状態の人は全国で50人に1人いると言われています。

どんな悩みが寄せられ、何が大切なのか相談員に聞きました。

国の推計では、全国にひきこもり状態にある人が15歳から64歳で146万人いるとされています。

これは、50人に1人という計算になります。

きっかけにはこういうことがあるようです。

「いじめ、病気・妊娠、労働環境・退職、家族の介護・看護」などです。

そして、こうした状態の人をより幅広く支えるため、厚生労働省は支援対象者の定義を変更しました。

厚労省の支援ハンドブックでは、対象者はこれまで「ひきこもり状態が6か月以上の人で、本人だけ」でした。

これが、2025年の1月「ひきこもりの期間を定めず、本人とその家族」も対象となりました。

VTRで日田市に誕生した相談員が常駐する支援施設を紹介しましたが、これまでに寄せられた悩みや困りごとにはこのような内容がありました。

「子どもがひきこもりで意思疎通ができず親子関係がうまくいかない」

「どこに相談すればいいかわからない」

「外から見えにくい家族の悩みなので理解が進んでほしい」などという声です。

相談員を務めている日田市社会福祉協議会の深見由紀さんは、「理解の輪の拡大がいま地域に求められていると感じる」と話します。

「悩んでいる当事者や家族に対し、地域の人は自分事として関心を持ってもらい、誰にも起こりうることだと理解してほしい」としています。

日田市に誕生した支援施設「ひたポルト」は、平日の午前10時から午後4時まで電話での相談にも応じています。

電話番号は、080-6470-3404です。

そして、それぞれの市町村にも窓口があります。

悩みや困りごとを抱え込まずに、ぜひ相談してほしいということです。
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