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4月15日(水) のニュース

2026年4月15日(水) 18:51

“日本らしさ”求め別府へ クルーズ客船ラッシュの背景

1回の寄港で、数百人規模の外国人観光客が一気に街へ。

いま別府港で、クルーズ客船の寄港が相次いでいます。

■中野杏美記者:
「先ほど、ヘリテージ・アドべンチャラーが別府港に到着しました。続々と観光客が降りています」

15日午前、別府港に入ったのは、ポルトガル船籍のクルーズ客船「ヘリテージ・アドベンチャラー」。

別府への寄港は今回が初めてです。

全長122メートル、総トン数8445トン。

北極や南極も航行する“探検型”の客船です。

乗客は159人。

そのうち9割近くがオーストラリアからの観光客です。

今月11日に大阪を出港し、瀬戸内海を経て別府へ。

このあと日本海側や韓国などを巡り、1週間かけて金沢まで向かいます。

到着後、観光客がまず向かったのは、別府を代表する観光地「地獄めぐり」です。

■カナダから:
「温泉を楽しみにしてきた。とても良いです」

■オーストラリアから:
Q.血の池地獄はどうですか?
「色のコントラストが赤と緑がとてもきれい。この景色が好きです」

短時間で“日本らしさ”を体験できるのが人気の理由のひとつです。

観光客は足湯に入ったり写真を撮ったりするなど、思い思いに別府を満喫していました。

今月はすでに4隻。

このあとも8隻が予定されていて、1か月で12隻の寄港が見込まれています。

クルーズ客船が次々と訪れる別府。

なぜこれほど選ばれているのか。その背景と、見えてきた課題を考えます。

別府港に寄港するクルーズ客船は、ここ数年で大きく増えています。

こちらは2015年以降の寄港数の推移です。

おととしまでは20隻前後で推移していましたが、コロナの影響で2020年は1隻にまで落ち込みました。

その後は回復し、去年はおよそ50隻と過去最多を更新。

さらに今年度に入って今月は、それを上回るペースで増えています。

では、なぜ別府が選ばれているのでしょうか。

理由の1つ目です。

県や別府市などでつくる協議会が、船会社や商談会で別府の魅力を積極的にPRしています。

2つ目です。

別府港に案内所を設置し、観光客をスムーズに案内できる体制を整えています。

3つ目です。

案内所には英語や中国語に加え、学生スタッフも活用して多言語に対応しています。

こうした取り組みが、クルーズ客船の寄港につながっています。

観光客の行き先です。

別府港は観光地へのアクセスがよく、短時間でも観光しやすいのが特徴です。

外国人観光客からは、温泉や地獄めぐりといった“日本らしい体験”が人気で、竹細工などの体験型の観光も選ばれています。

別府市は、このにぎわいを市内だけでなく、県内全体の観光活性化につなげたいとしています。

そのためにも、まずは市内の観光の充実や受け入れ体制の強化が重要だとしています。
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