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6月25日(木) のニュース
2026年6月25日(木) 18:53
遺族「やっとこの日が」 危険運転致死傷罪に数値基準導入 法改正案が可決
見直しが進んでいた「危険運転致死傷罪」についてです。
適用するかしないのか、明確な基準を盛り込んだ法律の改正案が25日成立しました。
大分市で起きた時速194キロ死亡事故の遺族もその瞬間に立ち合いました。
危険運転致死傷罪については2021年2月、大分市の県道で起きた時速194キロ死亡事故などをきっかけに法案の見直しが進められていました。
刑事裁判でも、時速194キロで走行し事故を起こしたことが「危険運転」にあたるのか、それとも罰則の軽い「過失運転」になるのかが争点に。
「何キロだったら危険運転なのか」そういった具体的な数値の基準がなかったことから、「きちんと明確にするべき」として法律の改正案を提出。
4月の参議院本会議で可決されています。
25日は衆議院本会議が開かれ、全会一致で可決。
危険運転にあたる「高速度」「飲酒運転時のアルコール濃度」など数値基準を明確にした法律の改正案が成立しました。
194キロ死亡事故で弟を亡くした長文恵さんもその瞬間に立ち合いました。
長文恵さん
「やっとこの日を迎えた。一致して危険な速度ということがきょう数値化され明確になったと。これは私たちにとって大きなもの」
今回の法改正で、危険運転致死傷罪の成立要件がどう変わるのか見ていきます。
危険運転致死傷罪は拘禁刑20年以下、過失運転致死傷罪は拘禁刑7年以下です。
高速度や飲酒、妨害など、より悪質な運転と判断された場合に危険運転致死傷罪が適用されます。
今の法律では「進行を制御することが困難な高速度」と規定されているものの、明確な数値基準はありませんでした。
その象徴が、大分市で起きた時速194キロ死亡事故です。
一審の大分地裁は危険運転を認めた一方、二審の福岡高裁は認めず、判断が分かれました。
改正法では数値基準が明確になり、一般道では最高速度を50キロ以上、高速道路では60キロ以上超過した場合、危険運転致死傷罪の対象となります。
また飲酒についても数値基準が導入されました。
今の法律では「アルコールの影響で正常な運転が困難な状態」とされていましたが、改正法では、呼気1リットル中0.50ミリグラム以上のアルコール濃度が基準として明記されました。
これは、酒気帯び運転の基準である呼気1リットル中0.15ミリグラムのおよそ3倍にあたります。
今回成立した改正法は、この夏にも施行される見通しです。
一方、時速194キロ死亡事故の裁判は今の法律で争われます。
今回の法改正の影響について記者会見に同席した高橋正人弁護士は「改正法には『時速110キロで走れば誰が見ても進行制御できない』という国民の規範意識が反映されている。
その意識は194キロ死亡事故の裁判の参考にしても問題ないはず。追い風になる」と話しています。
一方、この数値基準を下回った場合でも、交通量など道路の状況によって適用できる要件も盛り込まれています。
適用するかしないのか、明確な基準を盛り込んだ法律の改正案が25日成立しました。
大分市で起きた時速194キロ死亡事故の遺族もその瞬間に立ち合いました。
危険運転致死傷罪については2021年2月、大分市の県道で起きた時速194キロ死亡事故などをきっかけに法案の見直しが進められていました。
刑事裁判でも、時速194キロで走行し事故を起こしたことが「危険運転」にあたるのか、それとも罰則の軽い「過失運転」になるのかが争点に。
「何キロだったら危険運転なのか」そういった具体的な数値の基準がなかったことから、「きちんと明確にするべき」として法律の改正案を提出。
4月の参議院本会議で可決されています。
25日は衆議院本会議が開かれ、全会一致で可決。
危険運転にあたる「高速度」「飲酒運転時のアルコール濃度」など数値基準を明確にした法律の改正案が成立しました。
194キロ死亡事故で弟を亡くした長文恵さんもその瞬間に立ち合いました。
長文恵さん
「やっとこの日を迎えた。一致して危険な速度ということがきょう数値化され明確になったと。これは私たちにとって大きなもの」
今回の法改正で、危険運転致死傷罪の成立要件がどう変わるのか見ていきます。
危険運転致死傷罪は拘禁刑20年以下、過失運転致死傷罪は拘禁刑7年以下です。
高速度や飲酒、妨害など、より悪質な運転と判断された場合に危険運転致死傷罪が適用されます。
今の法律では「進行を制御することが困難な高速度」と規定されているものの、明確な数値基準はありませんでした。
その象徴が、大分市で起きた時速194キロ死亡事故です。
一審の大分地裁は危険運転を認めた一方、二審の福岡高裁は認めず、判断が分かれました。
改正法では数値基準が明確になり、一般道では最高速度を50キロ以上、高速道路では60キロ以上超過した場合、危険運転致死傷罪の対象となります。
また飲酒についても数値基準が導入されました。
今の法律では「アルコールの影響で正常な運転が困難な状態」とされていましたが、改正法では、呼気1リットル中0.50ミリグラム以上のアルコール濃度が基準として明記されました。
これは、酒気帯び運転の基準である呼気1リットル中0.15ミリグラムのおよそ3倍にあたります。
今回成立した改正法は、この夏にも施行される見通しです。
一方、時速194キロ死亡事故の裁判は今の法律で争われます。
今回の法改正の影響について記者会見に同席した高橋正人弁護士は「改正法には『時速110キロで走れば誰が見ても進行制御できない』という国民の規範意識が反映されている。
その意識は194キロ死亡事故の裁判の参考にしても問題ないはず。追い風になる」と話しています。
一方、この数値基準を下回った場合でも、交通量など道路の状況によって適用できる要件も盛り込まれています。




