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6月5日(金) のニュース

2026年6月5日(金) 19:06

大分の出生数5666人で過去最少 一方で婚姻件数は増加 見えた“課題”と“兆し”

県内でも少子化に歯止めがかかりません。

去年、県内で生まれた子どもの数は過去最少となりました。

街では、子育て世代から将来への不安や悩みの声が聞かれました。

県が3日に公表した人口動態統計によりますと、去年、県内で生まれた子どもの数は5666人で、前の年より291人減りました。

出生数は15年連続で減少し、過去最少を更新しました。

また、出生数から死亡数を差し引いた自然増減は、1万667人の減少となっていて、人口減少が続いています。

こうした状況について、街の子育て世代は―。

■20代女性(妊娠9カ月):
「物価高が続いていて、経済的な不安はある」

■30代男性(独身):
「女性も働いている人が増えている中で、子育ての時間や分担もひとつハードルになっている」

■20代女性(子ども1歳):
「私も仕事をしているので、仕事をしながらだとなかなか大変だなと」

一方で、県内の婚姻件数は6年ぶりに増加しました。

出生数が過去最少となる中、少子化対策の課題を最新データから考えます。

去年、大分で生まれた子どもの数は過去最少となりました。

10年前はおよそ9000人でしたが、その後は減少が続き、去年は5666人。

この10年で3500人近く減っています。

子育て世代からはこんな声が聞かれました。

子どもが1人いる20代の女性は「子どもを預けて仕事に行けたり、育休中のキャリアを守ってくれる制度がほしい」。

現在妊娠中の20代の女性は「経済面で子どもを生むことを悩んだ。まずは生活を支える物価高対策に取り組んでほしい」と話していました。

経済的な不安や仕事との両立、子育て支援の充実を求める切実な声が聞かれています。

さらに、こんなデータもあります。

明治安田が0歳から6歳までの子どもがいる男女を対象に行った調査では、「2人目を望む」と答えた人は33.3%。

調査を始めた2018年以降で最も低くなりました。

理由として多く挙がったのが、年齢や将来の収入、生活費などへの不安です。

一方で、経済的な状況などが改善すれば「2人目を望めるようになる」と答えた人は、およそ7割に上りました。

さまざまな課題が見えてくる一方で、明るい兆しもあります。

県内の婚姻件数は去年3742組。

6年ぶりに増加し、前年からの増加率は3.7%と東京都に次いで全国2位となりました。

佐藤知事は「出会いのサポートから妊娠・出産・子育てまで切れ目のない支援に取り組みたい」としています。
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