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4月13日(月) のニュース

2026年4月13日(月) 18:48

桜の倒木なぜ? キノコや腐食で内部が空洞化 見分け方も解説

見ごろが過ぎつつある桜ですが、各地で倒木が相次いでいます。

その危険は県内でも指摘されています。

なぜ桜は倒れてしまうのでしょうか。

この季節、淡いピンク色で私たちの目を楽しませてくれる桜。

しかし、その桜が――

東京では、根元から倒れたり、道路をふさいだりする被害が相次ぎ、けが人も出ています。

こうした倒木の危険は、県内も例外ではありません。

樹木医の田邉さんとともに、大分市内の公園を見てみると。

■樹木医 田邉勇さん:
「このままだとこの世代の桜が無くなる可能性が高い。これはソメイヨシノ。倒木が非常に多い。(表面に)コケが生えたり(枝から)草が生えていると木が順調に成長してない証拠」

倒木の原因は、木の健康状態の悪化です。

中でも大きな要因のひとつが。

■樹木医 田邉勇さん:
「これ見てください、キノコなんですよ」

Q.キノコが栄養をとる?
「キノコが木の中の材を腐らせる。中がどんどん腐っていく」

内部が腐ることで、木は折れやすい状態になります。

菌は、傷んだ部分や不適切に切られた部分から入り込むため、日頃の管理が重要だといいます。

また、根が腐り内部が空洞になると、木全体が傾き、倒木のリスクが高まります。

そして、注意が必要なのはこれからの時期です。

■樹木医 田邉勇さん:
「今から先、葉が増えたときの方が強い衝撃を受ける。これから先がなお怖い」

では、どんな桜が危ないのか。見分けるポイントを解説します。

東京都内では、桜の倒木が相次いでいます。

人に当たれば、命に関わる危険もあります。

では、危険な桜の見分け方です。ポイントは、大きく3つです。

まず、キノコが生えている。

一見、自然に見えますが、木の内部を腐らせ、空洞にしてしまいます。

2つ目は、根元が腐っている。

ボロボロになっていたり、空洞が見える場合は、木を支える力が弱くなっています。

そして3つ目、表面のコケや幹から草が生えている状態。

これも、木が弱っているサインです。

樹木医の田邉さんは、「適切な管理がされていないと木の状態が悪くなる。見かけたら管理元に連絡して正しい保護につながれば桜の木を守っていける」と話します。

一方で、注意したいのがこれからの時期です。

桜は、花から葉へと変わりますが、花びらよりも葉の方が風の影響を受けやすく、倒木の危険が高まります。

つまり、これからの季節こそ要注意です。

さらに田邉さんは、「木の状態が悪くても満開の花を咲かせるし、葉も多く付く。一見元気そうでも注意が必要」としています。

身近な桜でも、突然倒れる可能性があります。

公園や道路を歩く際は、少し意識することが重要です。
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