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6月30日(火) のニュース

2026年6月30日(火) 18:48

“使わない服”が防災毛布に 日田市と青山商事が協定 能登地震でも活用

家庭で使わなくなったスーツなどの衣類から作られた防災毛布が、日田市に贈られました。

大雨や台風などの災害への備えとして活用されます。

■江藤祐介アナウンサー:
「こちらが、スーツをリサイクルして作られた防災毛布です。1枚がかなり大きく、手触りも柔らかくてふわふわしています」

日田市に防災毛布を寄贈したのは、「洋服の青山」を展開する青山商事です。

青山商事は、過去に大雨や台風で大きな被害を受けた地域に防災毛布を寄贈していて、日田市にも、おととしから3年連続で100枚ずつ贈っています。

また、30日は災害が長期化した場合、市内の店舗にある下着やシャツなどを被災者に提供する防災協定も締結しました。

■青山商事 小川誠取締役:
「避難した場合に毛布など防寒用品が無い状態を想定している。そうした時に使ってほしい」

不要になったスーツなどをリサイクルして作られた防災毛布。

これまで何度も大雨災害に見舞われてきた日田市に寄贈されました。

3年連続で100枚ずつ、これまでに合わせて300枚が贈られています。

防災毛布は、寒い時に体に掛けるだけではありません。

避難所で着替えをする際の仕切りや、固い地面に敷いて体への負担を和らげるなど、さまざまな使い方が考えられています。

日田市の担当者は、「市内は山間部も多く、大雨災害が心配な6~7月でも冷え込むことがある。万が一の災害時に役立てたい」と話しています。

県外では、こんな形で活用された例もあります。

長崎県島原市では、おととしの能登半島地震で被災地へトイレカーを派遣した際、同行した職員が防寒用としてこの毛布を使用しました。

この防災毛布の原料は、家庭で不要になった衣類です。

洋服の青山では全国の店舗で不要なスーツや衣類を回収し、毛布に使える素材を選び出して再利用しています。

防災毛布やリサイクルスーツとして再利用されるほか、回収量に応じて森林保全にも役立てられています。
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