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6月30日(火) のニュース

2026年6月30日(火) 18:48

中津市議会で初の土曜開催 “開かれた議会”へ約80人が傍聴

中津市議会で初めてとなる土曜日の議会が開かれました。

平日は傍聴できない人にも議会を身近に感じてもらおうという初めての試みです。

■中津市議会 林秀明議長:
「開かれた議会の実現と、より多くの市民のみなさまに市政に興味を持ってもらってもらうため、初の試みとして本日、土曜日に特例で開催しています」

先週土曜日、中津市議会の第2回定例会で行われた「自由討議」。

議員同士がテーマについて自由に意見を交わすもので、今回は初めて土曜日に開催されました。

議員の議論を間近で見ようと、およそ60席ある傍聴席は満席に。

別室にもモニターが設けられ、合わせておよそ80人の市民が傍聴しました。

さらに、こんな工夫もありました。

今回は、傍聴席から議員の表情が見えやすいよう、議員は通常の議員席ではなく執行部側の席に座って討議を行いました。

■中津市議会 林秀明議長:
「議員の表情やリアクションなどもじっくりとご覧いただき、リアルな議場の雰囲気を感じ取ってもらえたらと思います」

今回のテーマは「JR中津駅をまちのシンボルへ」。

駅の活性化について議員が意見を交わしました。

議員からは、「駅を通過点ではなく、人が集い、学び、楽しむ場所にしたい」といった意見が出されました。

■中津市議会 林秀明議長:
「開かれた議会、責任ある議会のひとつの議会基本条例の改革として、議場に市民の方に来ていただきたい。それが第1歩です」

初めて土曜日に議会を開いた中津市議会。

市民と議会の距離を縮めようと、さまざまな取り組みを進めています。

今回、初めて土曜日に議会を開いた理由は2つあります。

1つは、平日は仕事などで傍聴できない人にも議会を見てもらうため。

もう1つは、「開かれた議会」の実現です。

今回開かれた「自由討議」は、2011年度から中津市議会が独自に続けている取り組みです。

議員同士がテーマについて自由に議論し、地域の課題などについて意見を交わします。

年4回の定例会ごとに開かれ、昨年度は「廃校の跡地利用」「不登校の支援策」「大規模災害への備え」「ふるさと納税」などをテーマに議論しました。

議員も、自由討議は通常の会議よりも意見を出しやすく、柔軟な議論につながると話していました。

実際に傍聴した市民からは、「興味深いテーマだった」「土曜日だから来られた」といった声が聞かれた一方、「似た意見が多く少し残念」という意見もありました。

中津市議会では、今回の土曜日開催以外にも議会を身近に感じてもらうための取り組みを進めています。

例えば、市内6つの高校と意見交換を行う「高校生プロジェクト」。

寄せられた意見が、自由討議のテーマになったこともあります。

また、小学生向けウェブサイト「ギカイ探検隊」では、議会の役割などを分かりやすく紹介しています。

こうした取り組みが、議会を身近に感じるきっかけになるといいですね。
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