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53年動かなかった東九州新幹線計画 調査対象路線入りへ 国に要望

県が早期の実現を目指している「東九州新幹線」についての総会が開かれました。当初の計画から半世紀あまり。果たして実現はするのでしょうか。そして街の声は。

■佐藤知事:国土交通副大臣に会った時に、法定調査の手前の第一歩だと捉えてもらって構わないといった発言があった。対象路線に選ばれることが大事だと」東九州新幹線については、県や市町村、経済団体などが参加する期成会の総会が10年前から毎年1回開かれていて、県民への広報や国の要望活動などを続けています。東九州新幹線の認知度が、若い世代でまだ低い。SNSを通じた新たな情報発信にも力を入れたい。

■賛成:「特急で福岡に行くのも2時間かかる。できてほしいです」
■反対:「無理でしょう。サラリーマン人口もどうなるか」
■賛成:「移動も楽になるし、部活動に携わっているので、遠征に行きやすくなる」

東九州新幹線は福岡・大分・宮崎・鹿児島を結ぶルートです。開通すれば、大分-博多間は今よりも1時間20分間ほどの短縮になり、45分ほどで行き来できるという試算もあります。東九州新幹線の建設促進期成会の試算では、整備費の総額は2016年時点でおよそ2兆6730億円。このうち県関係分がおよそ9000億円です。建設を開始すべき路線として国の基本計画路線に追加されたのは、今から53年前の1973年。基本計画路線は全国に11路線あります。大阪から四国・大分を結ぶ四国新幹線のほか、北陸新幹線などが入っているんですが、建設実現のためには基本計画から整備計画に格上げする必要があるんです。

この位置付けが長年変わらなかった中、去年整備計画への格上げにつながるかもしれない国の動きがありました。これまで国は基本路線への対応を、「今まさに着工している整備路線が終わってから」としていましたが、現在は「11路線の中から調査を進める路線を選ぶ」としていて、去年12月の予算案にも盛り込まれました。国に調査の対象路線に選んでもらおうと、大分や宮崎など4県1市は今月14日、国に2度目の要望をする予定です。

東九州新幹線は果たして実現するのか。県はこれからさらに国への要望や県民への周知活動などの動きを加速させたい考えです。
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