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大分のニュース
4月8日(水) のニュース
2026年4月8日(水) 19:25
夏の味覚へ3万匹放流も…“強敵”カワウが脅威 宇佐市・駅館川
大分県宇佐市の駅館川で8日朝、アユの稚魚が放流されました。
夏の漁解禁に向け成長を願う一方、アユの天敵に、関係者は頭を悩ませています。
■内野航アナウンサー:
「宇佐の春を告げるアユの放流です。3万匹の稚魚が自然界に旅立ちます」
宇佐市院内町の駅館川で行われたアユの放流。
1月から2月に卵からかえった稚魚は10センチほどに成長。
駅館川漁協が毎年この時期に放流しています。
漁の解禁は7月1日。約20センチまで育ちます。
■駅館川漁協 酒井秀明組合長:
「(放流を迎え)大変すがすがしい。早く大きくなってほしい」
しかし、アユの“天敵”に関係者は頭を悩ませています。
■内野アナウンサー:
「あの黒い鳥がカワウです。アユなどを食べる川の天敵がこの時期多いそうです」
■酒井組合長:
「一番の強敵。なんでも食べる魚を」
1年中飛び回るカワウは産卵を迎えた今の時期特に活発になり、放流したばかりの稚アユが絶好の標的になるそうです。
漁協も対策を続けています。組合長が取り出したのは・・・。
■酒井組合長;
「カワウを追い払う花火」
動物駆除専用のロケット花火。放流後は20日間ほど、朝と夕方の2回、音で威嚇します。
アユのほか、あの高級魚も標的になっています。
カワウがアユなどを食べる被害が漁協を悩ませています。
そんなカワウは驚きの生態を持っています。
潜る力に優れていて、水深1mから9.5mも潜ることができます。
しかも約70秒間も潜り続けられるんです。
活動場所は河口から上流まで広い水域で魚を取ります。
体長は80センチから85センチほど。
宇佐市などでカワウの対策にも取り組んでいる、宇佐山郷漁協の尾方さんは「カワウはアユ、ウナギ、フナ、ドンコなどの魚を取り、30~40センチの魚も食べることもある。さらに1日に500グラムも食べる。繁殖に備える2月から5月の間が特に活発になる」
とにかくカワウはよく潜りよく食べる鳥なんです。だから川魚の天敵なんです。
県も対策に乗り出していて、捕獲事業を行いました。
推定の生息数は2015年で約800羽でしたが、2021年は約220羽まで減りました。
それ以降横ばいで推移するもカワウの食害は続いています。
県の水産振興課は「花火や鳥よけテープを張るなどの対策をしている。高齢者の漁協組合員には体力的に負担がかかる。また広い範囲を移動する生き物なので今後も対応が必要」としています。
2024年には環境省と九州各県でカワウの食害について話し合う「九州地区カワウ広域協議会」が設立されました。
各県の対策情報などを共有していて、今後具体的な取り組みに向け協議を進めています。
これから夏にかけ県内各地でアユの漁が解禁されます。継続的な対策が求められます。
夏の漁解禁に向け成長を願う一方、アユの天敵に、関係者は頭を悩ませています。
■内野航アナウンサー:
「宇佐の春を告げるアユの放流です。3万匹の稚魚が自然界に旅立ちます」
宇佐市院内町の駅館川で行われたアユの放流。
1月から2月に卵からかえった稚魚は10センチほどに成長。
駅館川漁協が毎年この時期に放流しています。
漁の解禁は7月1日。約20センチまで育ちます。
■駅館川漁協 酒井秀明組合長:
「(放流を迎え)大変すがすがしい。早く大きくなってほしい」
しかし、アユの“天敵”に関係者は頭を悩ませています。
■内野アナウンサー:
「あの黒い鳥がカワウです。アユなどを食べる川の天敵がこの時期多いそうです」
■酒井組合長:
「一番の強敵。なんでも食べる魚を」
1年中飛び回るカワウは産卵を迎えた今の時期特に活発になり、放流したばかりの稚アユが絶好の標的になるそうです。
漁協も対策を続けています。組合長が取り出したのは・・・。
■酒井組合長;
「カワウを追い払う花火」
動物駆除専用のロケット花火。放流後は20日間ほど、朝と夕方の2回、音で威嚇します。
アユのほか、あの高級魚も標的になっています。
カワウがアユなどを食べる被害が漁協を悩ませています。
そんなカワウは驚きの生態を持っています。
潜る力に優れていて、水深1mから9.5mも潜ることができます。
しかも約70秒間も潜り続けられるんです。
活動場所は河口から上流まで広い水域で魚を取ります。
体長は80センチから85センチほど。
宇佐市などでカワウの対策にも取り組んでいる、宇佐山郷漁協の尾方さんは「カワウはアユ、ウナギ、フナ、ドンコなどの魚を取り、30~40センチの魚も食べることもある。さらに1日に500グラムも食べる。繁殖に備える2月から5月の間が特に活発になる」
とにかくカワウはよく潜りよく食べる鳥なんです。だから川魚の天敵なんです。
県も対策に乗り出していて、捕獲事業を行いました。
推定の生息数は2015年で約800羽でしたが、2021年は約220羽まで減りました。
それ以降横ばいで推移するもカワウの食害は続いています。
県の水産振興課は「花火や鳥よけテープを張るなどの対策をしている。高齢者の漁協組合員には体力的に負担がかかる。また広い範囲を移動する生き物なので今後も対応が必要」としています。
2024年には環境省と九州各県でカワウの食害について話し合う「九州地区カワウ広域協議会」が設立されました。
各県の対策情報などを共有していて、今後具体的な取り組みに向け協議を進めています。
これから夏にかけ県内各地でアユの漁が解禁されます。継続的な対策が求められます。


