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3月31日(火) のニュース

2026年3月31日(火) 19:36

大分市の老舗料理店「伝統の味と店を守りたい」店主の思い

大分市の老舗料理店が後継者不足を理由に、飲食店などを手掛ける会社へ引き継がれることになりました。

「店の名を残したい」店主の思いを聞きました。

大分市都町にある「ほり川」

約60年にわたって、地元の食材やフグ料理などを多くの人に提供してきた老舗の日本料理店です。

店主の釘宮紀之社長は81歳。

いまも厨房に立っていますが、年齢や後継者がいないことを理由に「どこかにお店を引き継いでほしい」と考えてきました。

ほり川 釘宮紀之社長
「寂しい思いがないと言えば嘘になるけどもう十分やることはやった。いっぱいのお客さんや働いている人に支えられてやれたことは良かった」

そんな時手を挙げたのが、大分市に本社があり飲食店や宿泊施設などを手掛けるまるひでグループでした。

31日は調印式が開かれ、まるひでグループの小野秀幸会長と「ほり川」の釘宮紀之社長が参加しました。

新年度が始まる1日から、まるひでグループによる運営が始まりますが「ほり川」の名前は残り、伝統の味やおもてなしも変わらず受け継がれていくということです。

まるひでグループ 小野秀幸会長
「継続してのれんを守っていきたいと思った。海鮮料理が主だと思うけど私たちの本業であるお肉も提案して幅広い客層を掴みたい」

ほり川 釘宮紀之社長
「今回の話はうれしくてありがたい話。この大分でお客さんに指示されて喜ばれるお店であってくれれば」

ほり川は多くの常連がいるお店なのでこれからも残っていってほっとしている方も多いかもしれませんね。

ただ、後継者不足に悩むお店や企業が多いのも事実です。

民間の調査会社、帝国データバンクによりますと、県内で2016年以降「後継者がいない」または「未定」と答えた企業は6割以上になっています。

減少傾向にはあるものの、依然として50パーセントを上回っています。

県内企業の売り手や買い手を仲介し、今回ほり川の事業の引継ぎも手掛けた「大分事業承継プラザ」の阿部さんは「今回のような承継が広がり県経済の活性化につながってほしい」と話しています。

ほり川の釘宮社長は「お客さんに喜ばれることが多くなった。今以上にいい店であり続けてほしい」と話しています。

こうしたより良い形で地域に愛されるお店がこれからも長く続いていってほしいと思います。
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