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3月27日(金) のニュース
2026年3月27日(金) 19:24
県が試算 豊予海峡ルート“海底トンネル”1.5兆円 「高すぎる?」県民の声は賛否
続いては、大分と愛媛を結ぶ豊予海峡ルートについてです。
今週月曜日、佐藤知事はトンネルを整備した場合、事業費がおよそ1・5兆円に上るという試算を明らかにしました。
県民は、この金額やルートの必要性をどう受け止めているのでしょうか。
■下野紗弥アナウンサー:
「大分市佐賀関です海の向こうにうっすら見えているのが愛媛県佐田岬です。この間の約14キロをトンネルや橋で結ぼうというのが豊予海峡ルート構想です」
豊予海峡ルートは、人や物流の往来が増えることによる経済効果や、災害時の代替ルートの確保などが期待されています。
県は、東京の建設コンサルタント会社に委託し、水深などの条件が近い青函トンネルを参考に、海底トンネルを整備した場合の工法や事業費を検討してきました。
その結果、
■佐藤知事:
「(海峡部の)9300億にプラス、大分側と愛媛側(の陸地)6000億くらいかかる1・53兆円くらいかかる」
大分市が2022年に公表した試算はおよそ6900億円でしたが、資材価格の高騰や工法の違いなどで、大幅に増えたとしています。
巨額の費用が見込まれる中、県民は…。
■大分市30代:
「ちょっと高いですね。使う人にとってはいいけど」
■大分市80代:
「(四国に)行きやすいなら、友達とみんなで行きたい」
■大分市70代:
「(トンネルで)人の動きが出来るのかどうか疑問に思う。効果があるように思えない」
膨大な事業費が課題となる中、専門家はこの構想の費用対効果をどう見ているのでしょうか。
豊予海峡ルート。海底トンネルを整備した場合の事業費は、およそ1・5兆円となる見通しです。
その内訳です。海底トンネル本体が9300億円。
既存の高速道路とつなぐ陸地部分は、大分側で1000億円、愛媛側で4900億円。
あわせて1兆5200億円と試算されています。
2022年に大分市が公表した6900億円の試算と比べると、2倍以上に膨らみました。
では、なぜここまで増えたのか。
佐藤知事は「物価上昇分に加え、先進導坑や作業坑、つまり車両通行用以外のトンネルも必要になる」と説明しています。
こちらは海峡の断面イメージです。緑が車が通る本線トンネル。
大分市の試算は、この1本のみでしたが、県の試算では青函トンネルを参考に、調査用のトンネルと、避難路となるトンネルを加え、3本構造で算出しています。
それが、こちらの図でいうと茶色と紫のトンネルで、紫は調査用で地質や湧水の確認、もう1本の茶色は開通後の避難路として使われます。
この違いが、事業費を押し上げる要因となっています。
この試算について吉村充功教授は、「物価高や精緻化した試算を踏まえると妥当な金額。四国との行き来が早くなることは、人口減少の時代に地域のつながりをつくることにおいても意味がある」と話します。
県は今後、橋で結ぶ場合についても調査を進める方針です。
今週月曜日、佐藤知事はトンネルを整備した場合、事業費がおよそ1・5兆円に上るという試算を明らかにしました。
県民は、この金額やルートの必要性をどう受け止めているのでしょうか。
■下野紗弥アナウンサー:
「大分市佐賀関です海の向こうにうっすら見えているのが愛媛県佐田岬です。この間の約14キロをトンネルや橋で結ぼうというのが豊予海峡ルート構想です」
豊予海峡ルートは、人や物流の往来が増えることによる経済効果や、災害時の代替ルートの確保などが期待されています。
県は、東京の建設コンサルタント会社に委託し、水深などの条件が近い青函トンネルを参考に、海底トンネルを整備した場合の工法や事業費を検討してきました。
その結果、
■佐藤知事:
「(海峡部の)9300億にプラス、大分側と愛媛側(の陸地)6000億くらいかかる1・53兆円くらいかかる」
大分市が2022年に公表した試算はおよそ6900億円でしたが、資材価格の高騰や工法の違いなどで、大幅に増えたとしています。
巨額の費用が見込まれる中、県民は…。
■大分市30代:
「ちょっと高いですね。使う人にとってはいいけど」
■大分市80代:
「(四国に)行きやすいなら、友達とみんなで行きたい」
■大分市70代:
「(トンネルで)人の動きが出来るのかどうか疑問に思う。効果があるように思えない」
膨大な事業費が課題となる中、専門家はこの構想の費用対効果をどう見ているのでしょうか。
豊予海峡ルート。海底トンネルを整備した場合の事業費は、およそ1・5兆円となる見通しです。
その内訳です。海底トンネル本体が9300億円。
既存の高速道路とつなぐ陸地部分は、大分側で1000億円、愛媛側で4900億円。
あわせて1兆5200億円と試算されています。
2022年に大分市が公表した6900億円の試算と比べると、2倍以上に膨らみました。
では、なぜここまで増えたのか。
佐藤知事は「物価上昇分に加え、先進導坑や作業坑、つまり車両通行用以外のトンネルも必要になる」と説明しています。
こちらは海峡の断面イメージです。緑が車が通る本線トンネル。
大分市の試算は、この1本のみでしたが、県の試算では青函トンネルを参考に、調査用のトンネルと、避難路となるトンネルを加え、3本構造で算出しています。
それが、こちらの図でいうと茶色と紫のトンネルで、紫は調査用で地質や湧水の確認、もう1本の茶色は開通後の避難路として使われます。
この違いが、事業費を押し上げる要因となっています。
この試算について吉村充功教授は、「物価高や精緻化した試算を踏まえると妥当な金額。四国との行き来が早くなることは、人口減少の時代に地域のつながりをつくることにおいても意味がある」と話します。
県は今後、橋で結ぶ場合についても調査を進める方針です。


