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大分のニュース
3月18日(水) のニュース
2026年3月18日(水) 19:20
172棟中29棟…佐賀関火災4カ月 撤去進まず アスベスト・道路問題が壁
大分市佐賀関で起きた大規模火災から4カ月。がれきの撤去作業が進んでいます。専門家と一緒に現地に入りました。
高台にあるお寺は、被害を受けたままの姿でした。
■佐藤伊音アナウンサー:
「鎮火まで2週間以上を要した佐賀関の大規模火災。発生から4か月のきょう、現場ではしとしとと雨が降り続いています」
1人が亡くなった佐賀関の火災では、強風による飛び火などで被害が拡大。
地域住民の拠り所のひとつで高台にある寺、東林庵も被害に遭いました。
4カ月が経った18日、市の立ち合いのもと寺の敷地に入ることができました。
■佐藤伊音アナウンサー:
「ここが東林庵があった場所ですか、うわ…ちょっと。跡形もないお寺の姿もなにもない状態になっている」
敷地には、大量の瓦や鐘、賽銭箱などが焦げた状態で残っていました。
防災に詳しい大分大学理工学部小林祐司教授は。
■大分大学理工学部 小林祐司教授:
「飛び火した強風だったのがここに立つとよくわかる」
火災の焼損面積は約6.4ヘクタールに上っていて、市は1月中旬からがれきの撤去作業を進めています。
作業開始から2カ月。いまの進み具合は-。
■佐藤アナウンサー:
「まさに撤去が進んでいますが、ここはかなり更地になりましたね」
■大分大学理工学部 小林祐司教授:
「ここを軸に復興・復旧を進めるのかなと見て取れますね」
こちらは火災発生から9日後に撮影された漁具メーカー・八潮工業周辺。
焼け焦げたものがたくさんありましたが…きょう見ると、撤去されていました。
高台からも八潮工業があった場所の周辺の建物がなくなっていることがわかります。
一方で被災エリアのほとんどがまだ手をつけらていない状態です。
作業を困難にしているのにはいくつかの理由があります。
まずは道路の狭さ。
多くのがれきを運ぶために必要な10トントラックが入ることができず、いまは4トントラックで何度も往復しています。
そして古い建物が多いため、吸い込むと体に有害なアスベストが出る可能性があること。
重機で一気に壊すことができず手作業で取り除いていたということです。
■大分市防災危機管理課 尾島千咲課長:
「順調に進んでいる。復興市営住宅の建設に向けて仮設道路の建設ができる状況に向かっている」
大規模火災から4カ月。ようやく変化が見えてきましたが撤去作業の終わりはいつなのか。
そして市が予定している復興計画は。
あの大規模火災から4カ月が経ちましたが、公費でのがれきの撤去作業は続いています。
作業は1月15日にスタートし2026年の11月までに終了する予定ですが、172棟のうち、いま作業が進んでいるのは29棟なんです。
このペースで予定通りに終わるのでしょうか。大分市に今後の動きを聞きました。
いま作業中の29棟は、黄色の線で示したこの地域では一番大きな市道・田中線沿いの赤色のエリアの建物が中心です。
ここでの作業は3月中に終わる予定です。
そうすると道幅が広くなるので10トントラックや重機が通れて作業が可能になりますので、4月以降は作業効率が倍ほどになり、道路沿い以外の地域での作業も進められます。
こういった理由で市は「作業は順調」としています。
一方建物の解体以外にも市は3つの復興計画を示しています。
1つ目「生活自立再建の推進」。支援や住まいの確保など。
2つ目が「災害に強いまち」。火災対策やインフラの強化。
3つめが「住み続けられるまち」。コミュニティや住民福祉を考えることです。
市は4月以降、被災住民との会を開き意見交換をしながら方針を決めることにしています。
18日も現地を見た大分大学の小林教授は「地域の背景や住民の思いを明らかにしないと具体的なまちづくりは進みにくい。地域から人が離れないためにも早急な住民の意思確認が復興のカギになる」と指摘しています。
安心できるまちが少しでも早く戻るために住民と自治体の意思の疎通が重要となりそうです。
高台にあるお寺は、被害を受けたままの姿でした。
■佐藤伊音アナウンサー:
「鎮火まで2週間以上を要した佐賀関の大規模火災。発生から4か月のきょう、現場ではしとしとと雨が降り続いています」
1人が亡くなった佐賀関の火災では、強風による飛び火などで被害が拡大。
地域住民の拠り所のひとつで高台にある寺、東林庵も被害に遭いました。
4カ月が経った18日、市の立ち合いのもと寺の敷地に入ることができました。
■佐藤伊音アナウンサー:
「ここが東林庵があった場所ですか、うわ…ちょっと。跡形もないお寺の姿もなにもない状態になっている」
敷地には、大量の瓦や鐘、賽銭箱などが焦げた状態で残っていました。
防災に詳しい大分大学理工学部小林祐司教授は。
■大分大学理工学部 小林祐司教授:
「飛び火した強風だったのがここに立つとよくわかる」
火災の焼損面積は約6.4ヘクタールに上っていて、市は1月中旬からがれきの撤去作業を進めています。
作業開始から2カ月。いまの進み具合は-。
■佐藤アナウンサー:
「まさに撤去が進んでいますが、ここはかなり更地になりましたね」
■大分大学理工学部 小林祐司教授:
「ここを軸に復興・復旧を進めるのかなと見て取れますね」
こちらは火災発生から9日後に撮影された漁具メーカー・八潮工業周辺。
焼け焦げたものがたくさんありましたが…きょう見ると、撤去されていました。
高台からも八潮工業があった場所の周辺の建物がなくなっていることがわかります。
一方で被災エリアのほとんどがまだ手をつけらていない状態です。
作業を困難にしているのにはいくつかの理由があります。
まずは道路の狭さ。
多くのがれきを運ぶために必要な10トントラックが入ることができず、いまは4トントラックで何度も往復しています。
そして古い建物が多いため、吸い込むと体に有害なアスベストが出る可能性があること。
重機で一気に壊すことができず手作業で取り除いていたということです。
■大分市防災危機管理課 尾島千咲課長:
「順調に進んでいる。復興市営住宅の建設に向けて仮設道路の建設ができる状況に向かっている」
大規模火災から4カ月。ようやく変化が見えてきましたが撤去作業の終わりはいつなのか。
そして市が予定している復興計画は。
あの大規模火災から4カ月が経ちましたが、公費でのがれきの撤去作業は続いています。
作業は1月15日にスタートし2026年の11月までに終了する予定ですが、172棟のうち、いま作業が進んでいるのは29棟なんです。
このペースで予定通りに終わるのでしょうか。大分市に今後の動きを聞きました。
いま作業中の29棟は、黄色の線で示したこの地域では一番大きな市道・田中線沿いの赤色のエリアの建物が中心です。
ここでの作業は3月中に終わる予定です。
そうすると道幅が広くなるので10トントラックや重機が通れて作業が可能になりますので、4月以降は作業効率が倍ほどになり、道路沿い以外の地域での作業も進められます。
こういった理由で市は「作業は順調」としています。
一方建物の解体以外にも市は3つの復興計画を示しています。
1つ目「生活自立再建の推進」。支援や住まいの確保など。
2つ目が「災害に強いまち」。火災対策やインフラの強化。
3つめが「住み続けられるまち」。コミュニティや住民福祉を考えることです。
市は4月以降、被災住民との会を開き意見交換をしながら方針を決めることにしています。
18日も現地を見た大分大学の小林教授は「地域の背景や住民の思いを明らかにしないと具体的なまちづくりは進みにくい。地域から人が離れないためにも早急な住民の意思確認が復興のカギになる」と指摘しています。
安心できるまちが少しでも早く戻るために住民と自治体の意思の疎通が重要となりそうです。


