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3月6日(金) のニュース

2026年3月6日(金) 19:25

「電話を取る人が足りない」 心の悩み相談受ける“いのちの電話” 相談員確保に課題

3月は、厚生労働省が定める「自殺対策強化月間」です。

自殺を防ぐため、相談窓口の周知など、全国で啓発活動が行われています。

日田市内のショッピングセンターでは、県や市、それに保健所の職員などが、相談窓口の電話番号が書かれたティッシュを買い物客に配りました。

■日田市福祉保健部 中山裕美さん:
「若い方や高齢者世帯の自殺者が増加傾向にある。若い方はSNSの普及で影響を受けやすい。高齢者世帯であれば相談する人がいない」

悩みを抱える人の相談に応じているのが「大分いのちの電話」です。

ボランティアの相談員が、365日24時間体制で電話相談に対応しています。

■大分いのちの電話 雲和子事務局長:
「アドバイスをするのではなく、電話をかけた方が、なにか解決策を見つけるお手伝いをする」

■相談員:
「泣きながら電話くださって、理解して受け止める方がいない生きづらさを抱えて、居場所を求めて電話くださる」

設立から40年。1日に受ける電話は平均およそ28件にのぼります。

しかし――

■大分いのちの電話 雲和子事務局長:
「相談員の人数が少ない。2人体制でやっているけど時には1人になる。電話を取る人足りなくて、あと30人か40人くらい増えたら」

悩んだとき、私たちはどこに相談すればいいのでしょうか。

自殺者数の現状を見ていきます。

全国では去年、1万9097人となっています。

県内では、2003年が309人、2013年が255人、2022年が169人と減少傾向にはあるものの、いまも年間100人以上が亡くなっています。

こうした悩みを抱えた人の相談に応じているのが「大分いのちの電話」です。

ボランティアの相談員が、1年半の養成講座を受け、資格認定審査を経て活動しています。

相談件数は去年1年間で9718件。1日平均では、およそ28件となっています。

一方で、相談員の数には課題もあります。

実際に活動している相談員は、1998年には225人いましたが、去年は123人と半分近くにまで減っています。

背景にあるのが相談員の高齢化で、現在の平均年齢は64歳。

また、仕事との両立が難しいことも課題となっています。

適切に対応するには、電話相談は2人体制が理想とされていて、そのためには160人の相談員が必要だということです。

いま、不安や悩み、心配ごとを抱えている方は、「大分いのちの電話」097-536-4343までご相談ください。

24時間、年中無休で対応しています。
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