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5月28日(木) のニュース
2026年5月28日(木) 19:05
“謎の魚”ウナギを完全養殖 世界初の一般販売を支えた「佐伯発」の技術
きょうピックアップするニュースは、29日から一般販売が始まる、世界初の「完全養殖ウナギ」です。
生態には、いまだ多くの謎が残るといわれるウナギ。
天然資源に頼らない新たな生産モデルが、注目を集めています。
手がけたのは、佐伯市の水産会社です。
■記者:
「口の中にふわっといいか香りが広がります。身もふわふわでおいしいです」
一般販売を前に、28日、東京では試食会が開かれました。
■山田水産 山田信太郎社長:
「みなさんの反響を感じている。みなさんに食べてもらったら喜んでくれると、楽しみにしています」
暑い時期のスタミナ料理として人気のウナギ。
しかし、いま、その確保が難しくなっています。
水産庁によりますと、国内のウナギの漁業生産量は、1960年代には3000トンを超えていましたが、その後減少し、近年は50トンあまりに落ち込んでいます。
養殖や輸入で供給を補っていますが、それでも、おととしの供給量は、ピークだった2000年と比べて6割以上減っています。
こうした中、国を挙げて研究が進められてきたのが、「完全養殖」です。
この取り組みを手がけたのが、佐伯市に本社を置く山田水産です。
■山田水産 養鰻事業 加藤尚武統括部長:
「いままでの30年、40年の技術者の努力で、人工ふ化完全養殖が難しいよねと言われた高い高いハードルをみなさんの努力で積み重ねて販売できるようになったというのは世界初なので」
世界初となるのは、「完全養殖」で育てたウナギを一般消費者向けに販売することです。
完全養殖とは、人工ふ化したウナギを親まで育て、その親から生まれた卵をさらに育てる方法で、天然の稚魚に頼らず生産を続けることができます。
■山田水産 養鰻事業 加藤尚武統括部長:
「日本の大事な食文化を守っていく継続していく。完全養殖のウナギもあるんだよと。それが技術的にできるようになったんだよと。価値を感じながら、おいしく食べていただけたらと思います」
「完全養殖ウナギ」の世界初の取り組みを支えたのが、佐伯市の企業でした。
それが、佐伯市に本社を置く「山田水産」です。
従業員は415人。
設立は1973年で、当初はシシャモの加工・販売を手がけていましたが、1997年に鹿児島でウナギ養殖をスタートしました。
現在は、鹿児島県内に5つの養殖場を持ち、450万匹のウナギを育てています。
長年の養殖実績が評価されて、世界で初めて完全養殖を成功させた国の「水産研究・教育機構」の事業に参加することになりました。
完全養殖そのものは、2004年に国の研究機関が成功していました。
ただ、今回世界初となったのは、「完全養殖したウナギを一般販売すること」なんです。
そもそもウナギは、生態に謎が多い魚です。
産卵場所が特定されたのも、2011年。
さらに、稚魚が育ちにくく、病気にもなりやすいため、養殖は簡単ではありません。
従来の養殖は、天然の稚魚を育てて出荷する形でした。
一方、完全養殖は、卵からふ化させたウナギを親まで育て、その親から再び卵を産ませる循環型です。
この「人工ふ化した稚魚を育てる」工程が特に難しく、成功したことで、天然資源に頼らない出荷が可能になったんです。
山田水産によりますと、一番の苦労は「生存率」だったといいます。
卵30万粒から、稚魚まで育つのは1000匹から1500匹ほど。
病気を防ぐため、2時間おきにエサを与えたり、水槽を毎日洗ったりと、地道な作業を続け、現在は年間1万匹の完全養殖の稚魚を育てることに成功しています。
完全養殖ウナギの一般販売は、29日から東京の店舗や公式オンラインショップで始まります。
生態には、いまだ多くの謎が残るといわれるウナギ。
天然資源に頼らない新たな生産モデルが、注目を集めています。
手がけたのは、佐伯市の水産会社です。
■記者:
「口の中にふわっといいか香りが広がります。身もふわふわでおいしいです」
一般販売を前に、28日、東京では試食会が開かれました。
■山田水産 山田信太郎社長:
「みなさんの反響を感じている。みなさんに食べてもらったら喜んでくれると、楽しみにしています」
暑い時期のスタミナ料理として人気のウナギ。
しかし、いま、その確保が難しくなっています。
水産庁によりますと、国内のウナギの漁業生産量は、1960年代には3000トンを超えていましたが、その後減少し、近年は50トンあまりに落ち込んでいます。
養殖や輸入で供給を補っていますが、それでも、おととしの供給量は、ピークだった2000年と比べて6割以上減っています。
こうした中、国を挙げて研究が進められてきたのが、「完全養殖」です。
この取り組みを手がけたのが、佐伯市に本社を置く山田水産です。
■山田水産 養鰻事業 加藤尚武統括部長:
「いままでの30年、40年の技術者の努力で、人工ふ化完全養殖が難しいよねと言われた高い高いハードルをみなさんの努力で積み重ねて販売できるようになったというのは世界初なので」
世界初となるのは、「完全養殖」で育てたウナギを一般消費者向けに販売することです。
完全養殖とは、人工ふ化したウナギを親まで育て、その親から生まれた卵をさらに育てる方法で、天然の稚魚に頼らず生産を続けることができます。
■山田水産 養鰻事業 加藤尚武統括部長:
「日本の大事な食文化を守っていく継続していく。完全養殖のウナギもあるんだよと。それが技術的にできるようになったんだよと。価値を感じながら、おいしく食べていただけたらと思います」
「完全養殖ウナギ」の世界初の取り組みを支えたのが、佐伯市の企業でした。
それが、佐伯市に本社を置く「山田水産」です。
従業員は415人。
設立は1973年で、当初はシシャモの加工・販売を手がけていましたが、1997年に鹿児島でウナギ養殖をスタートしました。
現在は、鹿児島県内に5つの養殖場を持ち、450万匹のウナギを育てています。
長年の養殖実績が評価されて、世界で初めて完全養殖を成功させた国の「水産研究・教育機構」の事業に参加することになりました。
完全養殖そのものは、2004年に国の研究機関が成功していました。
ただ、今回世界初となったのは、「完全養殖したウナギを一般販売すること」なんです。
そもそもウナギは、生態に謎が多い魚です。
産卵場所が特定されたのも、2011年。
さらに、稚魚が育ちにくく、病気にもなりやすいため、養殖は簡単ではありません。
従来の養殖は、天然の稚魚を育てて出荷する形でした。
一方、完全養殖は、卵からふ化させたウナギを親まで育て、その親から再び卵を産ませる循環型です。
この「人工ふ化した稚魚を育てる」工程が特に難しく、成功したことで、天然資源に頼らない出荷が可能になったんです。
山田水産によりますと、一番の苦労は「生存率」だったといいます。
卵30万粒から、稚魚まで育つのは1000匹から1500匹ほど。
病気を防ぐため、2時間おきにエサを与えたり、水槽を毎日洗ったりと、地道な作業を続け、現在は年間1万匹の完全養殖の稚魚を育てることに成功しています。
完全養殖ウナギの一般販売は、29日から東京の店舗や公式オンラインショップで始まります。



