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大分のニュース
2月23日(月) のニュース
2026年2月23日(月) 19:19
便利な今だからこそ「あえて不便なロボット」大学院生が開発 課題も
何をするにも「便利な今」ですが、あえて「不便」にこだわったロボットが注目されています。
開発したのは大分大学の大学院生です。
「どんな不便」なんでしょうか。
大分大学大学院修士課程1年の藤澤美結さん。
理工学研究科でロボット工学を学んでいます。
3年をかけて開発したロボットの名は「SPRO(スプロ)」。
藤澤さんは、便利な世の中の今だからこそこだわったことがありました。
大分大学大学院修士課程1年 藤澤美結さん
「不便=わがままな存在に直結させ、実際に不便さをもたらせることで、充電ができなくて不便というところが実際に外出するきっかけになる」
見た目もかわいいSPROですが、外出先でしか充電できない仕組みになっていて、自宅のコンセントではできません。
AIも搭載されていて会話の内容で表情が変わります。
開発のきっかけは幼い頃の祖母との経験でした。
大分大学大学院修士課程1年 藤澤美結さん
「私が孫の存在で(祖母と)一緒に外に出かけていた。孫のような可愛い存在をどういうものにしたらいいかというところで、今回スプロを開発した。みなさんから欲しいという意見をもらうくことが多く、私自身それが開発のモチベーションになっている。思いとしてはやっぱり祖母と私の経験から生まれた。このアイデアの段階だったものを実際に実現したいって思いが強かった」
高齢化がますます進む中、あえて不便に作られたロボット。
ただ、実用化には課題もありました。
「あえて不便なロボット」とても興味深いアイデアですが、実用化に向けては課題があるようです。
そもそもSPROという名前にはSelfish、Pretty、Robot“わがままで、かわいい、自分だけの友達”という思いが込められています。
最大の特徴は家では充電ができないことです。
あえて“不便”に設計することで、高齢者の外出を促す狙いがあります。
実用化には課題もあります。
まずは充電場所の拡充。
SPROは家のコンセントでは充電することができず、専用の機械が必要です。
藤澤さんは、充電の機械を置く場所をスーパーや老人ホームなどに想定していて、行政や地域の協力が必要です。
課題2、その肝心のバッテリー、AIを搭載したことで消費電力が激しく現在は2~3時間で切れてしまうそうで、ここも改善ポイントです。
そして課題3つ目、製作費が1台約2万円かかっていて、あまり高いと買ってもらえません。
こうした課題を解決するためにはさらに研究開発が必要です。
このため現在クラウドファンディングで資金を募っています。
目標は100万円の“ALLorNothing型”
金額が達しなければ資金は受け取れない仕組みで、出資者の意見を参考にSPROの改良に役立てます。
募集は3月31日までです。
気になる方は大分大学スプロで検索してください。
開発者の藤澤さんは「スプロを中心にコミュニケーションが生まれ地域全体が明るくなる社会を目指したい」と話しています。
便利な時代に、あえて不便。
この取り組みが社会に広がっていくのか注目です。
開発したのは大分大学の大学院生です。
「どんな不便」なんでしょうか。
大分大学大学院修士課程1年の藤澤美結さん。
理工学研究科でロボット工学を学んでいます。
3年をかけて開発したロボットの名は「SPRO(スプロ)」。
藤澤さんは、便利な世の中の今だからこそこだわったことがありました。
大分大学大学院修士課程1年 藤澤美結さん
「不便=わがままな存在に直結させ、実際に不便さをもたらせることで、充電ができなくて不便というところが実際に外出するきっかけになる」
見た目もかわいいSPROですが、外出先でしか充電できない仕組みになっていて、自宅のコンセントではできません。
AIも搭載されていて会話の内容で表情が変わります。
開発のきっかけは幼い頃の祖母との経験でした。
大分大学大学院修士課程1年 藤澤美結さん
「私が孫の存在で(祖母と)一緒に外に出かけていた。孫のような可愛い存在をどういうものにしたらいいかというところで、今回スプロを開発した。みなさんから欲しいという意見をもらうくことが多く、私自身それが開発のモチベーションになっている。思いとしてはやっぱり祖母と私の経験から生まれた。このアイデアの段階だったものを実際に実現したいって思いが強かった」
高齢化がますます進む中、あえて不便に作られたロボット。
ただ、実用化には課題もありました。
「あえて不便なロボット」とても興味深いアイデアですが、実用化に向けては課題があるようです。
そもそもSPROという名前にはSelfish、Pretty、Robot“わがままで、かわいい、自分だけの友達”という思いが込められています。
最大の特徴は家では充電ができないことです。
あえて“不便”に設計することで、高齢者の外出を促す狙いがあります。
実用化には課題もあります。
まずは充電場所の拡充。
SPROは家のコンセントでは充電することができず、専用の機械が必要です。
藤澤さんは、充電の機械を置く場所をスーパーや老人ホームなどに想定していて、行政や地域の協力が必要です。
課題2、その肝心のバッテリー、AIを搭載したことで消費電力が激しく現在は2~3時間で切れてしまうそうで、ここも改善ポイントです。
そして課題3つ目、製作費が1台約2万円かかっていて、あまり高いと買ってもらえません。
こうした課題を解決するためにはさらに研究開発が必要です。
このため現在クラウドファンディングで資金を募っています。
目標は100万円の“ALLorNothing型”
金額が達しなければ資金は受け取れない仕組みで、出資者の意見を参考にSPROの改良に役立てます。
募集は3月31日までです。
気になる方は大分大学スプロで検索してください。
開発者の藤澤さんは「スプロを中心にコミュニケーションが生まれ地域全体が明るくなる社会を目指したい」と話しています。
便利な時代に、あえて不便。
この取り組みが社会に広がっていくのか注目です。


