20:45 更新
大分県臼杵市で船が爆発し5人が死傷した事故で、亡くなったのは73歳の男性作業員と分かりました。
大分海上保安部などによりますと、10月16日、臼杵市の下ノ江造船で建造中の船が爆発し1人が全身にやけどを負って死亡、4人が顔にやけどをするなどのけがをしました。
司法解剖の結果、亡くなったのは臼杵市に住む協力会社の作業員丹羽繁さん(73)と分かりました。
下ノ江造船によりますと丹羽さんは当時、船の機関室で塗装作業をしていました。
塗料から出る可燃性のガスが機関室に充満し、外からの溶接の火の粉が引火した可能性が高いということです。
大分海上保安部が引き続き爆発の原因を詳しく調べています。