大分のニュース

１１月に大分市佐賀関で起きた大規模火災から18日で１カ月が経ちました。
避難所では今も多くの人が避難生活を続けてます。

（中野杏美記者）
「きょうで火災発生から１カ月が経ちました。現場近くは今もなお規制線が張られ中に立ち入ることはできません」

被災者の生活再建に向けて、大分市は市営住宅などを確保し、鍵の引き渡しなどの手続きを進めていますが、今もなお４９世帯６６人が避難所に身を寄せています。

（避難者）
「自分１人の家が燃えたわけではないので、心強い人たちがいてくれたおかげで下を向かずに済んだ」

市は被災した人たちが長期的に住むことができる市営住宅の建設についても検討を始めています。
この火災では住宅など１８７棟が焼け、１人が死亡しました。