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大分のニュース
11月27日(木) のニュース
2025年11月27日(木) 19:16
車は骨組みだけ…規制区域で見えた佐賀関火災の爪痕 熱源確認続き鎮火には至らず
大分市佐賀関の大規模火災は、発生から10日目ですが鎮火には至っていません。発生後初めて、報道カメラが規制区域内に入りました。
■内野アナウンサー:
「物が焦げた匂いが微かに残っています。車の外枠だけが残っています。真っ茶色に焦げガラスもなくなってしまっています」
27日朝、許可を得た報道陣が、防塵マスクや安全靴などを着けて18日の火災発生後初めて規制区域内に入りました。
■内野アナウンサー:
「このように建物と建物の間が狭い。こちらの住宅に、手すり付きの階段があります。もしかしたらこの住宅にも、高齢者が住んでいたのかもしれません」
倒壊などの危険が少ない家の住民を対象に、27日から立入許可証が発行され、28日以降生活必需品などを取りに帰ることができます。
午後に開かれた定例会見で、足立市長は、27日も鎮火には至らなかったことを明らかにしました。
大分市が鎮火の判断材料のひとつにしているのがドローン調査による熱源の有無です。
25日の時点では、半島側で1カ所、半島から約1.5キロ離れた無人島の蔦島で数カ所の熱源が確認されていました。
27日朝、2日ぶりに調査をしたところ半島側では確認されなかった一方、蔦島では依然、数カ所で確認されました。
26日は消防局員らがヘリで蔦島に上陸して現地調査をしたところ、陸地からの消火活動は困難と判断。
引き続き、県の防災ヘリで上空からの消火を続けています。
一方、避難所生活も10日目となり住民から不安や疲れの声が上がっています。
■避難者:
「これがいつまで続くのか。プライベートが守られていないこととか、もう限界がきている人もいると思う。市として早く決断をして、伝えてもらいたい」
今も82世帯、115人が避難生活を続けていて先行きが見えていない状態が続いています。
元の暮らしは戻ってくるのか、当事者だけでは解決できない課題が見えてきました。
■内野アナウンサー:
「物が焦げた匂いが微かに残っています。車の外枠だけが残っています。真っ茶色に焦げガラスもなくなってしまっています」
27日朝、許可を得た報道陣が、防塵マスクや安全靴などを着けて18日の火災発生後初めて規制区域内に入りました。
■内野アナウンサー:
「このように建物と建物の間が狭い。こちらの住宅に、手すり付きの階段があります。もしかしたらこの住宅にも、高齢者が住んでいたのかもしれません」
倒壊などの危険が少ない家の住民を対象に、27日から立入許可証が発行され、28日以降生活必需品などを取りに帰ることができます。
午後に開かれた定例会見で、足立市長は、27日も鎮火には至らなかったことを明らかにしました。
大分市が鎮火の判断材料のひとつにしているのがドローン調査による熱源の有無です。
25日の時点では、半島側で1カ所、半島から約1.5キロ離れた無人島の蔦島で数カ所の熱源が確認されていました。
27日朝、2日ぶりに調査をしたところ半島側では確認されなかった一方、蔦島では依然、数カ所で確認されました。
26日は消防局員らがヘリで蔦島に上陸して現地調査をしたところ、陸地からの消火活動は困難と判断。
引き続き、県の防災ヘリで上空からの消火を続けています。
一方、避難所生活も10日目となり住民から不安や疲れの声が上がっています。
■避難者:
「これがいつまで続くのか。プライベートが守られていないこととか、もう限界がきている人もいると思う。市として早く決断をして、伝えてもらいたい」
今も82世帯、115人が避難生活を続けていて先行きが見えていない状態が続いています。
元の暮らしは戻ってくるのか、当事者だけでは解決できない課題が見えてきました。


