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11月25日(火) のニュース

2025年11月25日(火) 21:04

佐賀関の大規模火災発生から1週間 “自然災害”認定で生活再建支援法を適用

およそ170棟が燃えた大分市佐賀関の大規模火災は、発生から25日で1週間です。

懸命な消火活動が行われていますが、鎮火には至っていません。

一方、避難所などではり災証明書の受付が始まりました。

■内野アナウンサー:
「きょうで火災から1週間が経ちます。きょう未明にこちら佐賀関で雨が降りました。ただ、まだ鎮火には至っていません。きょうも消防車両などが出動して作業に当たっています」

大分市の調査で確認されている半島側の熱源は、1カ所のみとなりました。

■内野アナウンサー:
「中腹にあるのが東林庵です。住民のお墓もあるところなんですが、あの付近で熱源が確認されました。昨日50度でしたが、けさの調査では14度まで熱源が下がりました」

26日も、ドローンを使って半島側の熱源を調査するということです。

また、火元とみられる場所からおよそ1.5キロ離れた、無人島の蔦島は西側に数カ所の熱源を確認しました。

鎮圧状態には至っていません。26日も消火活動が続けられます。

別府市は、疲れた心と体を癒やしてもらおうと避難所に移動型の浴槽を設置。

さっそく、被災した人が温泉を楽しみました。

■内野アナウンサー:
「午後1時からり災証明の発行手続きが行われます。まず家屋が全焼した世帯から手続きが行われます」

り災証明書は、災害などで住宅が被害にあったときに様々な公的支援を受けるときに必要で、佐賀関市民センターや大分市役所で25日午後から受け付けが始まりました。

さらに、県は25日「強風による自然災害」と認定したため、「被災者生活再建支援法」の適用を決めました。

全壊の家屋には建設や購入などで最大300万円が支給されます。

■り災証明申し込んだ被災者:
「これからですね。1人でも住めるような家を建てて(佐賀関田中に)いたい」
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