大分のニュース

１８日に大分県の佐賀関で起きた大規模な火災で、これまで立ち入りが制限されていた区域に住民が入りました。

■楠元正孝記者
「火災発生から５日目。住民を乗せたバスがやってきました。これから規制線の中へと入り、長年住み慣れた自宅の確認に向かいます」

大分市は２２日と２３日の２日間、希望する被災者を対象に、警察や消防が同行する形で規制区域に入れるようにしています。

変わり果てた町の姿を見た被災者からは、不安や複雑な思いが聞かれました。

■被災者
「跡形もなかった。焦げていてどこがどこだか分らなかった。絵とかいろいろなものが…」

住宅地のエリアはいまだに鎮火には至らず、無人島の蔦島ではいまだ１０数カ所の熱源が確認されています。