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大分のニュース
11月19日(水) のニュース
2025年11月19日(水) 19:37
佐賀関の大火災 丸1日経っても鎮火せず 170軒超焼損 焼け跡で1人死亡を確認
発生から1日経った現在もいまだ鎮火には至っていません。
地域を襲った火災。
住民たちにとって見慣れた風景はその姿を変えてしまいました。
炎上する家
(消防士)「そっち行かんでください。危ないけ。火の粉が飛んでいます」
18日夕方、大分市佐賀関で「家が燃えている。風が強く吹いている」と通報がありました。
(小栗記者)
「火災の現場です。真っ赤な炎が上がって、辺りは煙に包まれています・・・火の回りが早いように思います」
風にあおられ、火の粉は広い範囲へ。
炎は大きな音を立て、建物の屋根を激しくのみ込んでいきました。
18日は、大分市に強風注意報が出ていました。
火災発生から約4時間半後ー
(小栗記者)
「住宅密集地が激しく燃えていて、その火がお寺に移っていたんですが、そこからかなり離れた場所あちらも20分ほど前から火の手が上がり始めました。20分間でかなり大きな火となっています」
炎は、港から約1.4キロ離れた蔦島にも飛び火。強風の中での消火は難航し、火災発生から1日経った今も消火活動が続いています。
170棟以上が燃えた今回の大火災。
焼け跡からは1人の遺体が見つかり、76歳の男性1人と連絡が取れていません。
(KBCヘリ)
「火災発生から一夜明けた大分市佐賀関の上空です街の広範囲の建物が焼け落ちています」
現場では、朝になっても消火活動が続けられていました。
(内野記者)
「〆防災ヘリが消火活動にあたっています」
(実家が心配で来た男性)
「実家が近いので電話があってすぐ市内から飛んで来たけど、広がるよなという予感がしながらもあっという間だった」
「とにかく経験したことない状況だった」
「ちょっと言葉にならないです」
一夜明け上空からみると、被害の範囲が明らかに。
もともと密集していた住宅はその多くが焼け、沿岸部ギリギリまで火の手が迫っていたとみられます。
何軒がどのように並んでいたのか分かりません。
まだ所々で煙があがっているのも分かります。
避難所になった佐賀関公民館には、最大で125世帯188人が不安な一夜を過ごしました。
(避難者:高齢女性)
「火がどうなっているか自分のすぐそばで燃えているような…絶対燃えると思った…絶対自宅も燃えると」
(避難者:男性)
「じっと見ておくだけなんでこんなになるんだろうなと自分の自宅も燃えて全焼ですよ」
中には、佐賀関で長年アジやサバの漁を続けてきたという人も。
(男性)
「家で次の日のしかけをつくる、材料を吊りとかエサとか全部家に置いている、たぶん家と一緒に燃えてしまっているんじゃないかな」
着の身着のまま逃げてきたという女性は。
(避難者:高齢女性)
「もう寝られない、人が話をするしみんな不安で話をするし横になっても寝られません」
「バタバタしたけど薬は忘れてただ貴重品だけ持って出たとにかく外に出らなと思って」
避難所には、仮設のクリニックが設置されました。
「いま住んでいる家は全焼したかもしれない?」
「全焼です」
「ひとまず2週間分(薬を)出します」
大分県によりますと、19日正午時点で108世帯167人が避難を続けています。
(丸和味揚店店員)
「信じられない、これが佐賀関やろうかと思って悲しかった」
現場から徒歩10分ほどのところにあるからあげ店。
(丸和味揚店店員)
「食べてください夜も寝なずにしたんでしょと。真っ黒になっていた
Qけさの話?
「けさ」
消防隊員に30個の弁当を作りました。
(丸和味揚店店員)
「ここで仕事ができたのも街の方々のおかげでこんな時こそ恩返ししたいと思って」
「みんないい人たちでね、みんなで助け合って生きてるから今後も恩返しを一生懸命していこうかなと思います」
地域を襲った火災。
住民たちにとって見慣れた風景はその姿を変えてしまいました。
炎上する家
(消防士)「そっち行かんでください。危ないけ。火の粉が飛んでいます」
18日夕方、大分市佐賀関で「家が燃えている。風が強く吹いている」と通報がありました。
(小栗記者)
「火災の現場です。真っ赤な炎が上がって、辺りは煙に包まれています・・・火の回りが早いように思います」
風にあおられ、火の粉は広い範囲へ。
炎は大きな音を立て、建物の屋根を激しくのみ込んでいきました。
18日は、大分市に強風注意報が出ていました。
火災発生から約4時間半後ー
(小栗記者)
「住宅密集地が激しく燃えていて、その火がお寺に移っていたんですが、そこからかなり離れた場所あちらも20分ほど前から火の手が上がり始めました。20分間でかなり大きな火となっています」
炎は、港から約1.4キロ離れた蔦島にも飛び火。強風の中での消火は難航し、火災発生から1日経った今も消火活動が続いています。
170棟以上が燃えた今回の大火災。
焼け跡からは1人の遺体が見つかり、76歳の男性1人と連絡が取れていません。
(KBCヘリ)
「火災発生から一夜明けた大分市佐賀関の上空です街の広範囲の建物が焼け落ちています」
現場では、朝になっても消火活動が続けられていました。
(内野記者)
「〆防災ヘリが消火活動にあたっています」
(実家が心配で来た男性)
「実家が近いので電話があってすぐ市内から飛んで来たけど、広がるよなという予感がしながらもあっという間だった」
「とにかく経験したことない状況だった」
「ちょっと言葉にならないです」
一夜明け上空からみると、被害の範囲が明らかに。
もともと密集していた住宅はその多くが焼け、沿岸部ギリギリまで火の手が迫っていたとみられます。
何軒がどのように並んでいたのか分かりません。
まだ所々で煙があがっているのも分かります。
避難所になった佐賀関公民館には、最大で125世帯188人が不安な一夜を過ごしました。
(避難者:高齢女性)
「火がどうなっているか自分のすぐそばで燃えているような…絶対燃えると思った…絶対自宅も燃えると」
(避難者:男性)
「じっと見ておくだけなんでこんなになるんだろうなと自分の自宅も燃えて全焼ですよ」
中には、佐賀関で長年アジやサバの漁を続けてきたという人も。
(男性)
「家で次の日のしかけをつくる、材料を吊りとかエサとか全部家に置いている、たぶん家と一緒に燃えてしまっているんじゃないかな」
着の身着のまま逃げてきたという女性は。
(避難者:高齢女性)
「もう寝られない、人が話をするしみんな不安で話をするし横になっても寝られません」
「バタバタしたけど薬は忘れてただ貴重品だけ持って出たとにかく外に出らなと思って」
避難所には、仮設のクリニックが設置されました。
「いま住んでいる家は全焼したかもしれない?」
「全焼です」
「ひとまず2週間分(薬を)出します」
大分県によりますと、19日正午時点で108世帯167人が避難を続けています。
(丸和味揚店店員)
「信じられない、これが佐賀関やろうかと思って悲しかった」
現場から徒歩10分ほどのところにあるからあげ店。
(丸和味揚店店員)
「食べてください夜も寝なずにしたんでしょと。真っ黒になっていた
Qけさの話?
「けさ」
消防隊員に30個の弁当を作りました。
(丸和味揚店店員)
「ここで仕事ができたのも街の方々のおかげでこんな時こそ恩返ししたいと思って」
「みんないい人たちでね、みんなで助け合って生きてるから今後も恩返しを一生懸命していこうかなと思います」


