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11月6日(木) のニュース

2025年11月6日(木) 19:37

感染力が強いノロウイルスこれからの時期特に注意 大根おろしやスマホでも…?

これからの季節、特に注意しなければならないのがノロウイルスです。

感染力が非常に強く、一度に数百人規模の感染者が出るケースも少なくありません。

事前の予防だけではない意外な注意点もありました。

9月に愛知県で発生した食中毒。

男女259人が症状を訴え、100人以上からノロウイルスが検出されました。

原因とみられる食材は意外なものでした。

これから流行期を迎えるノロウイルス。
その危険性は・・・。

■大分市食品衛生協会 植木節子食品衛生指導員:
「アルコール消毒はノロウイルスの菌はとれない。菌が付着しないように自分自身が気をつけること。外出から帰ってきたら手洗いうがいは習慣つけてほしい」

やっかいなのは「味や見た目では気づきにくい」ということ。

私たちの生活に欠かせない“あれ”も原因のひとつになりかねません。

料理中や食事中の意外な盲点、そして具体的な対策方法をご紹介します。

ここからはフカボリです。

とても怖いノロウイルス。みなさんも十分に注意してください。

愛知県では先日、感染者が250人あまりに上りました。

大根おろしが原因とみられていて、驚いた方も多いのではないでしょうか。

厚生労働省によりますとノロウイルスはこんな特徴があります。

まずは、特に冬の時期が要注意ということです。

年間のうち11月から2月にかけて発生することが多く半数以上を占めています。まさにこれからの時期です。

食中毒の原因別患者数を見てみますと、大腸菌やサルモネラ菌などがある中で、ノロウイルスによる食中毒が最も多く40%を占めています。

そして、愛知県で起きたように感染者が一気に広がるため、1件の原因で数百人規模の患者が出るケースも多いんです。

それだけ感染力が非常に強いんですね。

さらに身近なものが原因になることがあります。

それがこちらスマートフォンです。

トイレの中にスマートフォンを持ち込んで操作する人も多いと思います。

しかし、トイレで触ると菌が画面に付着する可能性が高まります。

また調理中や食事中にもスマホを触る人がいますが、そうすると画面に付着した菌が食品につき、結果、食中毒の発生につながるおそれがあるんです。

大分市食品衛生協会指導員の植木さんによりますと、アルコール消毒が効きにくいそうなんです。

またノロウイルスは症状を抑える薬はあっても特効薬はないため、事前の対策が大切です。

消毒方法としては、アルコールではなく次亜塩素酸ナトリウム、つまり塩素系の漂白剤などが有効です。

布につけて食器やドアノブまたスマートフォンもこまめに消毒、拭き取りをするようにしてください。

もちろん基本的な手洗いやうがいも大切です。

目に見えないからこそこういった対策を習慣にして感染を防ぎましょう。
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