大分のニュース

大分経済同友会の創立７０周年を記念する式典が開かれました。

県の長期的な活性化に向けた構想が示されました。

大分経済同友会は１９５５年９月に創立され、２０２５年で７０周年。

大分市内で開かれた記念式典には、会員や行政関係者など２００人余りが出席しました。

式典では、同友会がまとめた２０５０年に向けた提言が発表され、産業構造の転換や地域コミュニティーの再構築など地域づくりの方向性が示されました。

また東洋文化の研究者で古民家の再生など日本文化の発信に取り組む執筆家のアレックス・カーさんが講演しその魅力について語りました。

■執筆家　アレックスカーさん：
「（日本の文化は）代々続いていて一度も断絶されていない。脈々と生きている。アジアの中でとてもユニーク。それが日本の魅力」

カーさんは「海外の旅慣れた人ほど何でもない静かな場所を訪れたいと望む傾向がある」として大分県の観光戦略のヒントを示しました。