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大分のニュース
10月28日(火) のニュース
2025年10月28日(火) 19:23
「支援集めのために情報漏えい」 元大分市議の被告に有罪判決 大分地裁
大分市の入札不正事件で、元市議に対する判決公判が開かれました。
大分地裁は執行猶予が付いた有罪判決を言い渡しました。
判決によりますと、元大分市議の山本卓矢被告(45)は、大分市が2024年4月と5月に執行した公園管理業務などの指名競争入札で、あわせて20件の予定価格を市の職員から聞き出して業者に伝え落札させたとして、公契約関係競売入札妨害の罪に問われています。
28日に開かれた判決公判で辛島靖崇裁判長は「被告は選挙でより多くの支援を集めたいとの思いから、市議会議員の立場を利用して、大分市職員から予定価格を聞き出し業者側に伝えるなど犯行の重要な役割を果たした」と指摘しました。
一方で「犯行を認め市議会議員を辞職し反省の態度を明らかにしている」などとして懲役1年6カ月、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。
被告の弁護士によりますと控訴はしない方針ということです。
大分地裁は執行猶予が付いた有罪判決を言い渡しました。
判決によりますと、元大分市議の山本卓矢被告(45)は、大分市が2024年4月と5月に執行した公園管理業務などの指名競争入札で、あわせて20件の予定価格を市の職員から聞き出して業者に伝え落札させたとして、公契約関係競売入札妨害の罪に問われています。
28日に開かれた判決公判で辛島靖崇裁判長は「被告は選挙でより多くの支援を集めたいとの思いから、市議会議員の立場を利用して、大分市職員から予定価格を聞き出し業者側に伝えるなど犯行の重要な役割を果たした」と指摘しました。
一方で「犯行を認め市議会議員を辞職し反省の態度を明らかにしている」などとして懲役1年6カ月、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。
被告の弁護士によりますと控訴はしない方針ということです。


