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10月27日(月) のニュース
2025年10月27日(月) 19:22
大分市の財政、2029年度に105億円の収支不足見通し 基金残高も漸減
大分市の財政運営が厳しさを増しています。
27日、足立市長が定例会見で発表した中期財政収支見通しによりますと、2029年度には収支不足の累計が105億円に上る見込みです。
見通しでは、来年度から毎年20億円から32億円程度の赤字が続くとされ、累計では105億円に上るとしています。
不足分は基金で補う方針ですが、今年度131億円ある基金残高は2029年度には26億円まで減少する見込みで、市は「厳しい財政運営を強いられる」としています。
市によりますと、市税や交付金などの歳入は増収傾向にある一方で、物価高に伴う賃金上昇で人件費が増加し、金利上昇による利払い費も増える見込みです。
このため、歳出が歳入を上回る状況が続くと見られています。
■足立大分市長:
「思い切った事業の見直しや、新たな歳入確保の取り組みなど、歳入・歳出、両面の改革に取り組み、持続可能で安定的な財政運営に努めたい」
足立市長は、使われていない市有地の売却を進めるほか、人口構成の変化を踏まえて歳出の見直しを行っていく考えを示しました。
27日、足立市長が定例会見で発表した中期財政収支見通しによりますと、2029年度には収支不足の累計が105億円に上る見込みです。
見通しでは、来年度から毎年20億円から32億円程度の赤字が続くとされ、累計では105億円に上るとしています。
不足分は基金で補う方針ですが、今年度131億円ある基金残高は2029年度には26億円まで減少する見込みで、市は「厳しい財政運営を強いられる」としています。
市によりますと、市税や交付金などの歳入は増収傾向にある一方で、物価高に伴う賃金上昇で人件費が増加し、金利上昇による利払い費も増える見込みです。
このため、歳出が歳入を上回る状況が続くと見られています。
■足立大分市長:
「思い切った事業の見直しや、新たな歳入確保の取り組みなど、歳入・歳出、両面の改革に取り組み、持続可能で安定的な財政運営に努めたい」
足立市長は、使われていない市有地の売却を進めるほか、人口構成の変化を踏まえて歳出の見直しを行っていく考えを示しました。


