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大分のニュース
10月20日(月) のニュース
2025年10月20日(月) 18:58
貸会議室大手のTKP 大分駅前に新拠点 貸会議室とコワーキングスペースを融合 地元出身社長「実験的店舗と位置付け」
JR大分駅前のビルが、貸会議室やコワーキングスペースなどを備えた複合施設として生まれ変わり、きょうオープンしました。
■下野アナウンサー:
「12月に開業を控えるアパホテルそのすぐ横に建つこちらのビルが、きょう新たなかたちでオープンしました」
オープンした「TKPfabbit大分駅前」。
去年4月、貸会議室大手のTKPがこのビルを取得し、複合施設にリニューアルしました。
1階には、個人でも利用可能なコワーキングスペースやシェアリング店舗が設けられ、2階には広さの異なる4つの会議室を備えています。
大分市出身の河野貴輝社長は、ビルは今後、形を変えて発展してく可能性があるとしています。
■TKP 河野貴輝社長:
「これで終わりではなくここからがスタート。もっと大分に根差した建物が、交流スペースが作れたらいい。その実験的な店舗だと位置付けている」
TKPは、今回の施設オープンに加え、12月には隣接するアパホテルの開業、さらに6月には市内の複合施設「ソレイユ」の売買契約を結ぶなど、大分市中心部での事業展開を加速させています。
貸会議室やコワーキングスペースが集まり始めた大分市中心部。
TKPは、どんな層をターゲットに需要を見込んでいるのか?展望をさらに掘り下げていきます。
大分市出身のTKP・河野貴輝社長が、大分市中心部での事業展開を加速させています。
20日にオープンした大分駅前の「TKP fabbit」は、4つの貸会議室のほか、個人利用もできるコワーキングスペースを備えています。
そのすぐ横には、アパホテルが12月3日に開業予定。
市内最大級の255室を有し、温泉大浴場やレストランも併設されます。
さらに、徒歩10分ほどの場所にある「ソレイユ」についても、TKPが売買契約を結び、来年4月に引き渡されることになりました。
およそ20室の貸会議室が設けられ、現在のテナント契約も継続されるということです。
地図で見ると、大分市中心部に次々と新たな拠点が広がっているのが分かります。
河野社長は大分市出身。「生まれ育った大分を活性化させたい」という思いがある一方で、すでに貸会議室が多い中心部で、需要が見込めるのかが気になるところです。
河野社長によりますと、「県内の需要はそれほど多くないかもしれない。ただし、ホテルが隣接していることで、宿泊を伴う企業研修などを大分に呼び込みたい」としています。
まずは県外企業の利用をターゲットに据え、人の流れを生み出すことで、中心部の飲食店など地域経済の活性化につなげたい考えです。
また、増えつつあるコワーキングスペースについては、「個人事業主に仕事を紹介できる、民間版ハローワークのような存在にしたい」と構想を語ります。
TKPや関連企業が直接仕事を発注する仕組みを検討していて、ビジネスの創出を通じてUターンや移住の促進にもつなげたいとしています。
大分市中心部の人流をどう増やしていくのか。TKPが手がける新たな施設に注目が集まります。
■下野アナウンサー:
「12月に開業を控えるアパホテルそのすぐ横に建つこちらのビルが、きょう新たなかたちでオープンしました」
オープンした「TKPfabbit大分駅前」。
去年4月、貸会議室大手のTKPがこのビルを取得し、複合施設にリニューアルしました。
1階には、個人でも利用可能なコワーキングスペースやシェアリング店舗が設けられ、2階には広さの異なる4つの会議室を備えています。
大分市出身の河野貴輝社長は、ビルは今後、形を変えて発展してく可能性があるとしています。
■TKP 河野貴輝社長:
「これで終わりではなくここからがスタート。もっと大分に根差した建物が、交流スペースが作れたらいい。その実験的な店舗だと位置付けている」
TKPは、今回の施設オープンに加え、12月には隣接するアパホテルの開業、さらに6月には市内の複合施設「ソレイユ」の売買契約を結ぶなど、大分市中心部での事業展開を加速させています。
貸会議室やコワーキングスペースが集まり始めた大分市中心部。
TKPは、どんな層をターゲットに需要を見込んでいるのか?展望をさらに掘り下げていきます。
大分市出身のTKP・河野貴輝社長が、大分市中心部での事業展開を加速させています。
20日にオープンした大分駅前の「TKP fabbit」は、4つの貸会議室のほか、個人利用もできるコワーキングスペースを備えています。
そのすぐ横には、アパホテルが12月3日に開業予定。
市内最大級の255室を有し、温泉大浴場やレストランも併設されます。
さらに、徒歩10分ほどの場所にある「ソレイユ」についても、TKPが売買契約を結び、来年4月に引き渡されることになりました。
およそ20室の貸会議室が設けられ、現在のテナント契約も継続されるということです。
地図で見ると、大分市中心部に次々と新たな拠点が広がっているのが分かります。
河野社長は大分市出身。「生まれ育った大分を活性化させたい」という思いがある一方で、すでに貸会議室が多い中心部で、需要が見込めるのかが気になるところです。
河野社長によりますと、「県内の需要はそれほど多くないかもしれない。ただし、ホテルが隣接していることで、宿泊を伴う企業研修などを大分に呼び込みたい」としています。
まずは県外企業の利用をターゲットに据え、人の流れを生み出すことで、中心部の飲食店など地域経済の活性化につなげたい考えです。
また、増えつつあるコワーキングスペースについては、「個人事業主に仕事を紹介できる、民間版ハローワークのような存在にしたい」と構想を語ります。
TKPや関連企業が直接仕事を発注する仕組みを検討していて、ビジネスの創出を通じてUターンや移住の促進にもつなげたいとしています。
大分市中心部の人流をどう増やしていくのか。TKPが手がける新たな施設に注目が集まります。