NEWS

大分のニュース

10月13日(月) のニュース

2025年10月13日(月) 19:27

【フカボリ】モバイルバッテリーの発火に注意! 全国で年間8000件以上も 注意点は?

全国でスマートフォンの充電器といったモバイルバッテリーが発火して火災につながるケースが相次いでいます。

正しい使い方や処分の方法を知っていますか?

爆発音とともに煙を上げて燃えているのは「モバイルバッテリー」10月9日、沖縄・那覇空港を離陸した直後の機内から煙が発生。

乗客が持ち込んだリチウムイオン電池内蔵のモバイルバッテリーが原因でした。

また京都のホテルでも充電中だったモバイルバッテリーから火が出て、机の一部が燃える火事が起きています。

全国で相次いでいるモバイルバッテリーの発火に不安の声も。

(10代)
「結構怖いなと思うんですけどそんな長時間使っているわけではないしなと」

(40代)
「常時接続しているので発火が起きたらどうしようかな」

ゴミ処理場などでの発火が多発していることから、経済産業省は8月、リチウムイオン電池が使われている、モバイルバッテリーとスマートフォン、加熱式たばこの回収とリサイクルを事業者に義務づける方針を決めました。

使い方や捨て方を間違えると火災につながる危険性もあるリチウムイオン電池を使った製品。注意点をご紹介します。

ここからはフカボリです。

1つは持っているという人も多いと思いますが、リチウムイオン電池が使われている製品による火災が増えています。

環境省の調べによりますと、リチウムイオン電池が原因とみられるゴミ処理場などでの火災は、2023年度、全国で8543件と前の年の倍ほどになっています。

その中でも多い原因がモバイルバッテリーや加熱式たばこなんです。

その発火の原因、主なものはこちらです。

まずは衝撃、強い力が加わると内部でショートしてしまいます。

こちら、家庭用品に関する事故の原因究明などにあたっている「NITE」が行った実験です。

携帯電話に強い衝撃を加えると大量の煙が出る場合があります。

例えば後ろのポケットにスマホを入れたまま座ったりすると力が加わってしまうので注意が必要です。

そのほか、車の中など高温の状態で放置すると熱の影響で異常な反応が出たりすでに充電が完了しているにも関わらず充電状態を続けると電池が発熱してしまうこともあります。

ではもしも発火してしまった時の対処法です。

発火する前にバッテリーが膨らむことがあります。

その状態になったら金属鍋や土鍋に入れて密封してください。

もうすでに発火してしまったり煙が出ていたら激しい火が収まってからバケツの中など水没をさせてください。

消えたあともそのまま水の中にいれて消防に通報してください。

最後に処分の方法です。

リチウムイオン電池が使われている製品はそのまま一般ゴミとして捨てるのは危険です。

それぞれの自治体によって異なりますが、大分市の場合は市役所など公共施設14カ所に回収ボックスを置いています。

また、回収をしている家電量販店もあります。

一般社団法人「JBRC」のホームページで、対象の店を検索することができます。

ぜひ気を付けてほしいポイントは、製品が動かなくなるまで電力を使い切り、決して分解はせずにそのまま正しく処分してください。

お住いの自治体のホームページなどを確認するようにしてください。

以上フカボリでした。
夢・甲子園!
Xアイコン OABニュース情報センター ニュースの他、速報なども配信
YouTubeアイコン OAB大分ニュース ドキュメンタリーやLIVE配信も
夢・甲子園!
Xアイコン OABニュース情報センター ニュースの他、速報なども配信
YouTubeアイコン OAB大分ニュース ドキュメンタリーやLIVE配信も

日付別ニュース一覧