大分のニュース

豊後高田市とイタリアのミラノ市が文化交流です。

豊後高田市の佐々木市長を訪ねたのは、ミラノ市の人形劇作家、ヴァレリオさん、写真家のアルビゼさんら３人です。

ヴァレリオさんらは去年１２月に豊後高田市を訪れ、国東半島に伝わる独特な仏教文化に感銘を受けたことから、ミラノと豊後高田の文化交流を提案しました。

この縁をきっかけに、国の重要無形民俗文化財に指定されている伝統行事「修正鬼会」のミラノ公演が１２月に行われることになりました。

■イタリアの人形劇作家　ヴァレリオさん：
「儀式的なものはイタリアでも忘れられる傾向にある。修正鬼会の儀式的な部分。たいまつの光が鬼を導くように、イタリアの人たちにとって新たな光となってくれるのではないかと期待している」

ミラノ市での公演のあとには、来年２月に天念寺で行われる修正鬼会の本番を見学するイタリア人向けのツアーも予定されています。