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9月19日(金) のニュース
2025年9月19日(金) 19:39
イスラム教徒が希望する“土葬墓地” 宮城県知事が検討を白紙撤回 大分でも議論
大分でも議論されているイスラム教徒のための土葬墓地について、宮城県の村井知事は「実現は難しい」として宮城県内での検討を撤回する方針を示しました。
■村井宮城県知事:
「最終的な許可権限を持つ市長村長の意見を踏まえると、実現は極めて厳しい状況にあるため、熟慮したうえで、土葬墓地の検討自体を撤回することといたします」
土葬墓地を検討した背景には、宮城県が人手不足を解消するため外国人労働者を積極的に受け入れていることがあります。
土葬を義務付けられているイスラム教徒から要望を受けていましたが、ネット上などでは「環境が汚染される」などと批判の声が上がっていました。
一方、要望を行ってきた男性は、イスラム教では土葬しか許されないことを理解してほしいと訴えます。
■ソヨド・アブドゥル・ファッタさん:
「土に戻りたいというか戻らなきゃいけない、それが当たり前。土に戻らない人はムスリムではないことになるわけ」
同じようにイスラム教の土葬墓地の建設をめぐる議論は日出町でもあります。
町は建設の手続きを進めていましたが、2024年の町長選で計画の中止を訴える現町長が当選し、町有地を売らない意向を伝えています。
共生と異文化の問題。日出町での経緯を改めてみていきます。
■村井宮城県知事:
「最終的な許可権限を持つ市長村長の意見を踏まえると、実現は極めて厳しい状況にあるため、熟慮したうえで、土葬墓地の検討自体を撤回することといたします」
土葬墓地を検討した背景には、宮城県が人手不足を解消するため外国人労働者を積極的に受け入れていることがあります。
土葬を義務付けられているイスラム教徒から要望を受けていましたが、ネット上などでは「環境が汚染される」などと批判の声が上がっていました。
一方、要望を行ってきた男性は、イスラム教では土葬しか許されないことを理解してほしいと訴えます。
■ソヨド・アブドゥル・ファッタさん:
「土に戻りたいというか戻らなきゃいけない、それが当たり前。土に戻らない人はムスリムではないことになるわけ」
同じようにイスラム教の土葬墓地の建設をめぐる議論は日出町でもあります。
町は建設の手続きを進めていましたが、2024年の町長選で計画の中止を訴える現町長が当選し、町有地を売らない意向を伝えています。
共生と異文化の問題。日出町での経緯を改めてみていきます。