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9月15日(月) のニュース

2025年9月15日(月) 19:21

「敬老の日」県内100歳超1323人 最高齢は110歳 そして今年は節目の年…

大分県玖珠町では、佐藤知事が100歳の女性を訪れ、長寿のお祝いに記念品が手渡されました。

堀ミヤ子さんは、大正13年生まれの御年100歳。

■堀ミヤ子さん(100):
「こんなこと初めてだから、もうなんて言っていいか、ドキドキして」

元気の秘訣は、自宅にあるという温泉に毎日入ることと、週に1回、地域の公民館で体操をすることです。

県内では、このように高齢者が公民館など身近な場所に集まり、交流を楽しむ「通いの場」が3000カ所以上あり、その参加率は、11年連続で全国1位です。

総務省によると、65歳以上の高齢者は全国に3619万人。

前の年に比べて5万人減っているものの、総人口に占める割合は29.4%で過去最高。
少子高齢化を表しています。

さらに、100歳以上の数は去年より4000人以上多い9万9000人余り。55年連続で過去最多となりました。

年々進む高齢化。それを裏付けるように今年2025年はある節目の年だったんです。

増加する県内の100歳以上の人数とともに詳しくお伝えします。

ここからはフカボリです。

高齢化がどんどん進んでいますが、今年、2025年は高齢化に関するある節目の年なんです。

1つ目がこちら。

全国で、戦後の第1次ベビーブーム世代となる1947年から1949年生まれが、全員75歳以上の後期高齢者になる年なんです。

そして、県内でも100歳以上の方が増加しています。

県によると、2016年は100歳以上が850人でしたが、今年は1323人。500人近く増えているんです。

男女比をみると女性が1186人で、およそ9割を占めています。

県内の最高齢は日出町の110歳の女性です。

そして、そんな大分県にとっても今年はある節目なんだそうです。

高齢者の人口がピークになります。人数としてはピークを迎えるんです。

ただ高齢化率はその後も増加する見込みです。

今年の高齢化率は34・4%ですが、2050年には40%を超える予想です。

そこで課題となるのが、介護の人材不足です。

大分県によると、県内の介護人材は来年から需要が供給を上回る予想で人手不足がさらに深刻化するんです。

介護業界では来年、1300人。2040年には8000人もの人手不足が見込まれています。

人生100年時代、元気に長生きするには、それを支える仕組みづくりが喫緊の課題となっています。
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