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大分のニュース
9月12日(金) のニュース
2025年9月12日(金) 19:05
大分川水系・米良川でPFASを検出 大分市の調査で 「水道水への影響なし」
身近な水に関するニュースです。
大分市内を流れる米良川で、有機フッ素化合物「PFAS」が検出されました。水道水への影響はないということです。
大分市の環境対策課によりますと、7月から先月にかけて片島地区の9地点で水質調査を行いました。
このうち米良川にかかる木の元橋など4カ所で、国の指針値である1リットルあたり50ナノグラムを超えるPFASが検出されました。
■内野アナウンサー:
「米良川と、米良川が流れ込む大分川の下流に水道の取水口はありません。水道水への影響はないということです」
周辺には複数の廃棄物最終処分場があり、一部の処分場の処理水からPFASが検出されたため、市は今回の水質検査を実施しました。
しかし、発生源はほかにある可能性もあり、市は調査範囲を広げて原因の特定を進めるとしています。
PFASが検出された処分場では、活性炭などによる除去が行われているということです。
PFASとは、有機フッ素化合物の一部の総称です。
はっ水剤や界面活性剤、半導体用の反射防止剤など幅広い用途で使用されますが、一部は現在、製造や輸入が禁止されています。
分解されにくく、自然環境の中でも、人体の中でも、長期間残留する性質があります。
人体への影響は、糖尿病・出生時体重低下などのおそれがあり、肝機能への影響なども指摘されています。
今回は大分市で確認されましたが、県内の状況はどうなんでしょうか。
県の環境保全課は、「2021年から川や地下水などの調査をしているが、今回大分市で検出された以外は、異常は確認されていない」としています。
水道水の安全性について、大分市上下水道局は「すべての浄水場で水質検査を行っており、値は国の指針値の10分の1未満。安心して利用してほしい」としています。
大分市内を流れる米良川で、有機フッ素化合物「PFAS」が検出されました。水道水への影響はないということです。
大分市の環境対策課によりますと、7月から先月にかけて片島地区の9地点で水質調査を行いました。
このうち米良川にかかる木の元橋など4カ所で、国の指針値である1リットルあたり50ナノグラムを超えるPFASが検出されました。
■内野アナウンサー:
「米良川と、米良川が流れ込む大分川の下流に水道の取水口はありません。水道水への影響はないということです」
周辺には複数の廃棄物最終処分場があり、一部の処分場の処理水からPFASが検出されたため、市は今回の水質検査を実施しました。
しかし、発生源はほかにある可能性もあり、市は調査範囲を広げて原因の特定を進めるとしています。
PFASが検出された処分場では、活性炭などによる除去が行われているということです。
PFASとは、有機フッ素化合物の一部の総称です。
はっ水剤や界面活性剤、半導体用の反射防止剤など幅広い用途で使用されますが、一部は現在、製造や輸入が禁止されています。
分解されにくく、自然環境の中でも、人体の中でも、長期間残留する性質があります。
人体への影響は、糖尿病・出生時体重低下などのおそれがあり、肝機能への影響なども指摘されています。
今回は大分市で確認されましたが、県内の状況はどうなんでしょうか。
県の環境保全課は、「2021年から川や地下水などの調査をしているが、今回大分市で検出された以外は、異常は確認されていない」としています。
水道水の安全性について、大分市上下水道局は「すべての浄水場で水質検査を行っており、値は国の指針値の10分の1未満。安心して利用してほしい」としています。