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8月22日(金) のニュース

2025年8月22日(金) 19:30

ごみ収集車火災 大型ごみに混入したライターが火元か? 分別ルールの徹底を

先日、大分市でごみ収集車の積載部分から火が出る火災がありました。何気ないごみの捨て方に、思わぬ危険が潜んでいるかもしれません。

18日、大分市二又町で、ごみ収集車が回収作業をしていたところ、作業員が火に気付きました。

■ごみ収集した職員:
「この辺で(燃えているのに)気付いた。(ごみに)火種がついて初期消火した。中で火種が飛んで木くずがあった」

火は駆けつけた消防隊員によって、およそ30分後に消し止められ、作業員や住民、車両に被害はありませんでした。

火元は特定されていませんが、タンスや布団などの大型ごみを回収していて、その中にライターが紛れ込んでいたということです。

こうしたごみ収集車の火災は相次いでいて、車両の損傷だけでなく、最悪の場合、人的被害につながる恐れもあります。

その実態と、注意したいごみの出し方を見ていきます。

こうしたごみ収集車の火災は、大分市で毎年1、2件発生しています。
過去5年間の火災はスプレー缶やライターが火元とみられています。

今週発生した火災では幸い、けが人はなく収集車にも被害はありませんでしたが、修理に200万円から300万円かかる事例もあるそうです。

今年5月14日に大分市で発生したごみ収集車の火災の写真です。

この時も収集車や作業員の被害はありませんでしたが、こちら右側の写真で分かるようにごみの中からスプレー缶が見つかりました。

特に注意が必要なものがこちらです。

まず、リチウム電池です。加熱式たばこやモバイルバッテリーなどに内蔵されています。

そしてスプレー缶、ライター。自治体によりますが、リチウム電池は自治体で回収ボックスを市役所などに設置しています。

大分市の場合、スプレー缶やライターは中身を使い切って、別々の袋で捨てるようにしてください。

大分市の清掃業務課は「リチウム電池などはここ数年で使う機会が増えてきた。自治体ごとのルールに従って分別の徹底をお願いしたい」としています。
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