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8月22日(金) のニュース

2025年8月22日(金) 19:30

「なぜなくならない?」 児童・生徒が参加して大分市で“いじめ防止サミット”

子どもたちと先生が一緒になって、いじめをなくす方法を考えるイベントが開かれました。

大分市で開かれた「いじめ防止サミット」は、子どもたちが楽しく安全に学校生活を送るために何ができるかを話し合うもので、今年で5回目です。

市内の小中学校から、代表の児童・生徒と教員が参加しました。

いじめやインターネット利用について研究している兵庫県立大学の竹内和雄教授が、大分市の小中学生を対象に行ったアンケートの結果を紹介。

子どもたちに、なぜいじめが起きるのか考えを聞きました。

■小学6年生:
「いじめをしていると自覚している人が少ない。いじめをされているという人が多いので、そこを疑問に思った」

■中学2年生:
「みんながみんなと話そうとする努力をするという意見が出た。それが一番大事と思った」

このあと参加者は、いじめをなくすために、子ども、保護者、先生がそれぞれできることについて意見を交わしました。

いじめに関する現状を把握するため、今年大分市が行ったアンケートの結果です。
対象となったのは、小学4年生から中学3年生の2万2000人あまりです。

アンケートの中では、この1年間でいじめられたことがあると答えたのは、小学生で19.4%。中学生で6.5%でした。

学年別では、小学4年生の男子で30.9%、中学3年生男子で5.3%と学年が低いほど高い数値となりました。

一方、いじめてしまったと答えたのは、小学生で13.3%、中学生で4.7%でした。

またいじめを見たらどうするかという質問では、止めると答えた割合は高かったのですが、一方で「何もしない」と答えた割合も小学4年生で19.0%、中学3年生で38.4%という数字でした。

実はこのアンケートでこんな結果が出ました。

いじめたことも、いじめられたこともあると答えた児童・生徒は、43.2%にもなります。

きょうのサミットでは子どもたちがいじめ防止について様々な提言を出しました。その一部です。

まず保護者に向けては、ほかの子と比べたりしないでほしい。

先生に対しては、最後まで話を聞いて否定はしないでほしい。

自分たち自身に対しては、友だちの意見を尊重して自分の意見を大切にする、といった多くの意見が出されました。

兵庫県立大学の竹内和雄教授は、「いまのいじめは大人に見えない。子どもたちが対処するしかないので、子どもたちの対応する力を育てるべき」と話しています。
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