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大分のニュース
8月21日(木) のニュース
2025年8月22日(金) 08:59
日出生台演習場で2隊員死亡 “落雷による感電死” 専門家に聞く、雷から身を守るには?
訓練中に死亡した自衛隊員2人の死因は、落雷による感電死でした。不安定な天気が続く中、私たちも外にいる時どんなことに注意すべきか専門家に聞きました。
■大分地方気象台 観測予報管理官 中矢清一さん:
「雷雲が近づく時は落雷が差し迫っています。速やかに安全な場所に避難することが雷から身を守るのに有効です」
陸上自衛隊玖珠駐屯地によりますと、日出生台演習場で死亡した陸上自衛隊の隊員2人は、8月17日の訓練途中で連絡が取れなくなっていました。
その後演習場内で倒れているのが見つかり死因は落雷による感電死と判明しました。
訓練当時、大分県内には雷注意報が出されていました。
登山やハイキングを楽しんでいるときなど、私たちが外にいて雷の音がした時どうすれば良いのか大分地方気象台に聞きました。
■大分地方気象台 観測予報管理官 中矢清一さん:
「安全な場所というのは、鉄筋コンクリート建築、自動車、バス・列車の内部は比較的安全な空間。高い木の側は勧められない。尾根から谷筋に降りることも検討を」
また避難場所がない時などは電柱や煙突など高い構造物から4メートル以上離れ、その先端を45度以上の角度で見上げる範囲が保護範囲といわれ、その中に身を収めると良いとされています。
黒い雲、雷鳴、冷たい風は、雷の原因となる積乱雲が近づいているサインでもあり、早めに身を守る行動が必要です。
■大分地方気象台 観測予報管理官 中矢清一さん:
「雷雲が近づく時は落雷が差し迫っています。速やかに安全な場所に避難することが雷から身を守るのに有効です」
陸上自衛隊玖珠駐屯地によりますと、日出生台演習場で死亡した陸上自衛隊の隊員2人は、8月17日の訓練途中で連絡が取れなくなっていました。
その後演習場内で倒れているのが見つかり死因は落雷による感電死と判明しました。
訓練当時、大分県内には雷注意報が出されていました。
登山やハイキングを楽しんでいるときなど、私たちが外にいて雷の音がした時どうすれば良いのか大分地方気象台に聞きました。
■大分地方気象台 観測予報管理官 中矢清一さん:
「安全な場所というのは、鉄筋コンクリート建築、自動車、バス・列車の内部は比較的安全な空間。高い木の側は勧められない。尾根から谷筋に降りることも検討を」
また避難場所がない時などは電柱や煙突など高い構造物から4メートル以上離れ、その先端を45度以上の角度で見上げる範囲が保護範囲といわれ、その中に身を収めると良いとされています。
黒い雲、雷鳴、冷たい風は、雷の原因となる積乱雲が近づいているサインでもあり、早めに身を守る行動が必要です。