大分のニュース

日出生台演習場で訓練をしていた２０代の陸上自衛隊員２人が１８日未明、心肺停止の状態で見つかり死亡が確認されました。
自衛隊が死因を調べています。

陸上自衛隊玖珠駐屯地によりますと西部方面戦車隊３等陸曹の２０代の２人は、１８日午前０時すぎに日出生台演習場内で心肺停止の状態で倒れているのが見つかり、約１時間後に駆けつけた消防が死亡を確認しました。

２人は１７日から敵に見つからないよう近づく潜入訓練をしていましたが、訓練途中に連絡が取れなくなっていました。

２人に目立った外傷はなく陸上自衛隊は１９日午後から司法解剖をして死因の特定を進めるとともに、死亡した経緯を調べています。

西部方面戦車隊　中村元彦一等陸佐は「訓練中に隊員が亡くなったことは痛恨の極みであり大変重く受け止めている。再発防止のため原因究明するとともに安全管理に万全を期します」とコメントしています。