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8月7日(木) のニュース

2025年8月7日(木) 19:35

久しぶりの雨でも貯水率大きくは改善せず 節水の呼び掛け続く 中津市の耶馬渓ダム

7日は久しぶりに強い雨が降りました。水不足が懸念されるダムにとって「恵みの雨」となったんでしょうか

■中津市民:
「大変だなと思って。少し雨が降ったけどもう少し降ればいいと思う」
「田んぼでお米を作っている人は水がないって苦労してます」
「水を汲んで溜めたり(対策)してます」

中津市の人口の、8割、約6万7000人が利用している山国川水源の水。耶馬溪ダムから流れ込んでいます。

山国川の水利用連絡協議会は、耶馬溪ダムの貯水率が40%を下回った場合、川から取水する量を上水道20%、農業用水30%、工業用水80%制限することを決めています。

■平井アナウンサー:
「中津市の耶馬溪ダムです。午前11時過ぎ、貯水率は40.7%。普段は見えていない斜面の一部が露わになっています。雨が降っていますが、どれだけ貯水率に影響を及ぼすのでしょうか」

耶馬溪ダム流域では7日未明から雨が降り始め、午前3時半時点の貯水率は41.4%。
しかし、さきほど午後5時時点では41.2%。
雨が降ってもほとんど変わりませんでした。

■中津市上下水道部 泉隆介さん:
「今回の雨は恵の雨ではあるが(貯水率)回復は難しい」

取水制限の可能性が依然として高まっているため、中津市は引き続き節水を呼び掛けています。

■中津市上下水道部 泉隆介さん:
「お風呂の入り方とか洗濯のやり方を工夫していただければ。皆さんのちょっとずつ節水が市民の節水が集まることで大きな節水につながる」

「顔や手を洗う時に水の使い方を工夫することでどれだけ使う量が減らせるか」など、中津市ではホームページでも呼び掛けています。
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