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山国川水系にある耶馬溪ダムの貯水率が低下しています。取水制限が行われる可能性が高まっています。

水位が低位し、土の斜面が露出した中津市の耶馬溪ダム。平年の同じ時期の貯水率は平均で９０・９％ですが、６日午後５時には４２．６％となっています。

山国川の水利用連絡協議会は、耶馬溪ダムの貯水率が４０％を下回った場合、取水制限することを申し合わせています。

このままのペースだとあすにもその基準を割り込む可能性があります。

取水制限が実施されると２０１８年以来７年ぶりで、上水道は２０％、農業用水は３０％、工業用水は８０％が制限されます。

中津市によりますと、現時点で飲料水への影響はないものの、一部の水田に水不足が生じているということです。

市は渇水対策本部を設置し、市民に節水を呼び掛けるとともに、水田の状況を調査しています。