大分のニュース

ドラマや映画で多くの話題作を手掛けてきた大分市出身の平川雄一朗監督が、ふるさとを舞台に短編映画を制作します。キャストやロケ地など作品への思いを伺いました。

■平川監督：
「２０年前には（大分で映画撮影を）やろうかなと思っていましたね。大分に住んでいる人なら、ここ、ここ！と思う場所でやりたい」

撮影を前に、平川監督がＯＡＢを訪れました。

監督は大分市の魅力発信アンバサダーでもあり、今回市の依頼を受けて、製作が実現しました。

映画は家族の死をきっかけに、都会から大分へ帰ってきた主人公がふるさとで過ごす日々を描いた物語です。主人公を務めるのは俳優の市原隼人さんです。

■平川監督：
「いま、大分弁をボイスレコーダーに入れて（市原さんに）送っていて、今後会う時は大分弁でしょう。彼はきっと」

およそ３０分の短編で、主人公以外の出演者は一般から公募します。

■平川監督：
「大分の人にオーディションに参加してほしい。（演技は）ハードルが高く思うかもしれないけど、そんなに高くはない。演技経験ｎあり・なしは関係なく、素人大歓迎」

平川監督がふるさとで手掛ける初めての映像作品。ロケ地はどこになるのでしょうか。様々な地名が出てきました。

この映画をフカボリしていきます。

平川雄一朗監督は５３歳。大分市の畑中出身だそうです。

多くの話題作を手掛けていて、テレビ朝日系列でこの春放送された「ＰＪ～航空救難団～」も平川監督の作品です。

ふるさとでの撮影は２０年来の夢だったそうで、大分市を舞台に来月、撮影が行われます。では、どこでロケが行われるのか、こんな地名が出てきました。

■平川監督：
「敷戸、府内大橋、大分川、野津原にも行きますね。高崎山、うみたまご、中央通り商店街、大分駅前。見たことある景色がこんな風に映るんだと思ってもらえるように、がんばりたい」

家族をテーマにしたおよそ３０分の短編映画で、主人公の市原隼人さん以外の出演者は、一般から募集します。市原さんの妻役や祖母、両親、さらには子どもなど、幅広い年代です。

■平川監督：
「大分でこんな人がいるんだって発掘したい」

Ｑ．１０代の高校生も募集中ですか？
■平川監督：
「市原隼人似のね。市原さんの高校時代、そして市原さんの奥さんの高校時代も。奥さんが誰になるか？ここ大事です。市原さんがボケて突っ込むのが奥さんの役割なので」

キャストは現在募集中で、今月１８日まで大分市のＨＰで受け付けています。オーディションでキャストが決まります。

完成した作品は、９月に市内で開催される大分アートフェスティバルで公開されます。